2010年4月23日

インドのマルチ・スズキ社が新型「ワゴンR」を発売

インド マルチ・スズキ社の新型ワゴンR

スズキ株式会社のインド子会社マルチ・スズキ社は、4月23日より新型「ワゴンR」をインド市場で発売を開始した。

新型「ワゴンR」は、インド乗用車市場ではA2という小型車セグメントに分類される小型乗用車で、マルチ・スズキ社が1999年にインド市場に投入して以来、初めてのフルモデルチェンジとなる。新型「ワゴンR」は、「個性的で存在感あふれるスタイリング」「乗り降りや運転のしやすさ」「室内空間の広さ」といった先代のワゴンRの特長を受け継いだ優れたパッケージングにより、インド国内においても高い評価を受け、累計販売実績は80万台を超える。
また、本年4月1日よりインド市場に導入された新しい排気ガス基準である「BS IV(バーラット・ステージIV)」にも対応した新型K10Bエンジンを搭載し、燃費と排出ガス性能を向上させた。

新型「ワゴンR」は、現在日本で販売されているワゴンRをベースに、スズキとマルチ・スズキ社の技術者が連携して、デザイン、開発、設計等を行なった。拡大を続けるインド乗用車市場の要求に沿うべく、外観デザインやエンジンのみならず、プラットフォーム、サスペンションシステム、トランスミッション、内装なども一新し、高まりつつあるインドのお客様の要望を満足させる車に仕上げた。なお、生産は、マルチ・スズキ社のグルガオン工場で行なう。

(参考) ワゴンRのインド国内販売実績:2009年度= 144,898台(前年比:107.5%)

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