2011年7月15日
スズキのハンガリー工場が
四輪車生産累計200万台達成


スズキ株式会社のハンガリーにおける四輪車製造販売子会社であるマジャールスズキ社(Magyar Suzuki Corporation Ltd. 本社:エステルゴム市 社長:竹内寿志)は、7月14日に四輪車の生産累計200万台を達成した。200万台目の車は「新型スイフト」であった。
マジャールスズキ社は、1992年10月に1.0Lと1.3Lの四輪車「スイフト(日本名カルタス)」の生産を開始して以来、これまでに「ワゴンR+」、「イグニス」、世界戦略車第一弾の「スイフト」、「SX4」、「スプラッシュ」、「新型スイフト」をハンガリー国内および欧州市場向けに生産してきており、生産開始より19年間で200万台を達成した。
マジャールスズキ社の略歴
1991年 4月 | 会社設立 |
1992年10月 | スイフト(日本名カルタス)生産・販売開始 |
1996年 7月 | 累計生産10万台達成 |
1998年 2月 | 累計生産20万台達成 |
2000年 1月 | ワゴンR+生産開始 |
2002年 3月 | 累計生産50万台達成 |
2003年 4月 | イグニス生産開始 |
2005年 2月 | 世界戦略車スイフト生産開始 |
2006年 2月 | SX4生産開始 |
2006年10月 | 累計生産100万台達成 |
2007年12月 | スプラッシュ生産開始 |
2008年 9月 | 累計生産150万台達成 |
2010年 6月 | 新型スイフト生産開始 |
2011年 7月 | 累計生産200万台達成 |
スズキは、ベルリンの壁崩壊前より交渉を開始し、1991年に合弁でマジャールスズキ社を設立、当時の日本の自動車メーカーの中でもいち早く東欧に生産の足がかりを築き、1992年より四輪車の生産・販売を開始した。生産開始当初は主にハンガリー国内向けに供給していたが、生産モデルや規模の拡大により、現在は欧州向けを中心に約45カ国以上へ四輪車を供給するスズキの欧州生産拠点となっている。