2012年10月1日

スズキの納車整備拠点「仙台事業所」が稼働開始

スズキの北海道、東北、北陸地方の四輪代理店向けに、新車の納車整備業務を行う株式会社スズキ納整東日本（以下スズキ納整東日本）が、第一仙台北部中核工業団地（宮城県黒川郡大和町）で準備を進めていた「仙台事業所」がこの程完成し、10月1日より稼働を開始した。

このたび稼働した「仙台事業所」は、東日本大震災により被災した旧仙台納整センター（仙台市宮城野区）の機能を移転したもので、秋田県、山形県、宮城県のスズキ販売代理店向けに月間約2,300台（フル稼働時）の納車整備を行う計画である。

スズキは、新車の納車前整備、オプション部品の取り付け、ボディーコーティングなどの新車の納車整備を一括集中して行う「事業所」を設置し、販売代理店業務の簡素化や品質の向上、拠点間での物流の効率化、車両保管スペースの有効利用など、営業活動の支援に取り組んできた。

スズキの納車整備業務は、スズキが全額出資するスズキ輸送梱包株式会社の子会社である、スズキ納整東日本、中日本、西日本の３社により、全国11事業所で行っている。スズキは、これらの事業所を最大限に活用し、納車整備の更なる効率化と品質管理の強化によるユーザーの満足度の向上を推進する。

仙台事業所の概要

事業所名	株式会社スズキ納整東日本　仙台事業所
所在地	宮城県黒川郡大和町松坂平8丁目3-8（第一仙台北部中核工業団地内）
敷地面積	約 41,000m²
建物延面積	約 2,100m²
納車整備台数	約 2,300台/月（フル稼働時）
対象地域	秋田県、山形県、宮城県
設備投資金額	約13億円