2013年10月29日
第43回東京モーターショー2013の出品概要
スズキ株式会社は、2013年11月23日から12月1日まで、東京ビッグサイトで一般公開される第43回東京モーターショー2013(主催:一般社団法人 日本自動車工業会)に次の内容の出品を行う。
今回の東京モーターショーのスズキブース出展テーマは、「新しい物語をつくろう。」。お客様の日々の暮らしがひとりひとりの物語であると捉え、それぞれの物語に何かをプラスすることで、今までとは違う新しい物語をお客様と共に生み出したい、との思いを込めた。
出展するコンセプトカーは、スズキのスローガンである「小さなクルマ、大きな未来。」に基づき、現在求められているクルマ、身近になりつつある将来のクルマ、その先の未来のクルマを提案し、世界中のお客様の日常で、ワクワクする体験や感動をプラスした『新しい物語』をつくるため、スズキの「魅力ある商品」と「独自の先端技術」を詰め込んだ。
また、スズキブースのデザインは、シンボリックなS字ボーダーが軽やかさ、優しさを演出する明るい未来を表現した開放感のある構成とし、メインステージの後方には3.6m×40mの超ワイドパノラマスクリーンを配置した。メインステージに流れるコンセプトカーの紹介映像は映画監督 岩井俊二氏のプロデュースにより、スズキとお客様の『新しい物語』を美しい映像で紹介する。
主な展示車
四輪車
参考出品車
- 2011年東京モーターショーに出展した、軽量・低燃費技術を盛り込んだコンセプトカー「REGINA(レジーナ)」に採用した次世代軽量プラットフォームを用いたもう一つの提案がコンパクトなクロスオーバー「Crosshiker(クロスハイカー)」。
- 小型車サイズながら、軽自動車並みの810kgを実現。新開発の1L3気筒エンジンを採用し、動力性能と環境性能を高い次元で両立させた。
- 「中身はエコでありながらも、デザインはキャラクター性があり愛着が持てるものにしたい」という「REGINA」のコンセプトを継承しながら、より躍動感の強いスタイリングを採用し、遊び心を忘れない大人のためのクロスオーバーにふさわしいデザインとした。
- このクルマで街に、時には野原で遊んで欲しい。そんな思いが詰まったコンセプトモデル。
- スズキが世界に誇る小型四輪駆動車「ジムニー」をベースに、1.3Lエンジンと新開発の自動制御マニュアルトランスミッションを搭載。
- 4WDシステムに高効率モーターを組み込んだ小型・軽量なハイブリッドシステムを組み込み、最新の環境性能と高い走破性能を実現。
- オフローダーの持つ力強さと精密でメカニカルなイメージを融合させた遊び心満載のデザインとした。
- 「自然が好き!アウトドアが好き!スポーツが好き!」そんなアクティブなライフスタイルに似合う新ジャンルの軽自動車のクロスオーバータイプの提案モデル。
- アウトドアイメージを押し出したエクステリアに、広く快適な車内空間と実用性の高いインテリアを組み合わせた、SUVテイストあふれる、おしゃれで実用的なデザインを採用した。
- 参考出品車の「HUSTLER(ハスラー)」に、「クーペシルエット」という更なるバリエーションの幅を拡げるデザイン提案モデル。
- 「ジムニー、エスクード等のコンパクトSUVで高い評価をいただいているスズキが、新たに提案するコンパクトSUVのコンセプトモデル。
- 「Grab your field(自分のフィールドをつかもう)」とは、お客様自身の遊びの領域、生活スタイルをこのクルマによって手に入れて欲しいという思いと、地表をしっかりと捉える力強い走りを提供したいという思いを込めている。
- SUVとしての力強い走りを実現するため、スズキの次世代4WDシステム「ALLGRIP」を搭載。
市販車
- エネチャージ、新アイドリングストップシステム等の低燃費化技術に加え、エンジンの圧縮比向上及び燃焼改善、摩擦抵抗低減、パワートレインの制御最適化により35.0km/L※2を実現。低燃費と軽快な走りを両立した。
- 赤(フェニックスレッドパール)とピンク(シャンパンピンクパールメタリック)を新設定し、全7色の車体色とした。
- ※1 JC08モード走行燃費(国土交通省審査値)に基づく。ハイブリッド車を除く。2013年11月現在、スズキ調べ。
- ※2 燃料消費率JC08モード走行(国土交通省審査値:2WD車)
その他の市販車
小型車: | ソリオ/スイフト/スイフトスポーツ |
---|---|
軽自動車: | ワゴンR/ワゴンRスティングレー/MRワゴン Wit/スペーシア/スペーシア カスタム/アルト ラパン ショコラ/ジムニー/キャリイ/スペーシア車いす移動車 |
電動車両
参考出品車
- 傾斜表示や音声案内で安心機能を高めたセニアカーのコンセプトモデル。
- 車両の傾きを検知すると音声やブザー、傾斜表示灯の点灯でお知らせする機能、右左折や後進を音声で案内する機能など運転補助機能を採用。
- 走行距離計、定期点検表示灯、バッテリーの充電を勧める充電案内表示灯等、安心してお使いいただけるセニアカーとした。
- 買い物に便利な大容量の大型バスケットを採用。
二輪車
参考出品車
- モーターサイクルのこだわりを形にしたスタイリングに、 ビッグバイクの走りとミドルバイクの扱いやすさや経済性をダウンサイジングエンジンにより両立させたコンパクト ロードスター「Recursion(リカージョン)」。
- コンパクトな車体に新開発588cm3水冷直列2気筒エンジンにインタークーラーターボを組み合わせることで、街中では経済的で扱いやすく、ワインディングでは厚いトルクで爽快な走りを実現。
- 「Recursion」とは、回帰、再帰という意味を表す。モーターサイクルの楽しみ方が多様化する中で、「走る楽しさ」という基本に重点を置いたモデルである。
- より多くの人にバイクの楽しさを知ってもらうために開発した、気軽に乗れて新感覚の楽しみ方を提案する電動バイク。
- 小型自転車のようなコンパクトな車体に電動スクーター「e-Let’s」の電動ユニットを搭載。
- 「玩具感覚」でありながら、アルミフレームや倒立フロントフォーク、前後ディスクブレーキなど、「小さいけれど本格的」な装備とした。
- 可視光通信技術によって、お店からの情報を受け取ったり、通信により仲間との新しいコミュニケーションが楽しめる。
- 「エクストリガー」とは、「電動・クロスオーバー」を示すEXと、「きっかけ」の意味のトリガーを組み合わせた造語で、バイクに興味を持つきっかけにしてもらいたいという思いを込めている。
- 輸出モデル「V-Strom(ストローム)1000 ABS」を参考出品する。
- スズキのスポーツ アドベンチャー ツアラーのフラッグシップモデルとして、様々な走行への適応、操る楽しさや長距離移動の快適性を提供するべく開発した。
- スズキ初のトラクションコントロールシステムをはじめ、ABSを標準装備。
- スズキのフラッグシップモデル「ハヤブサ」の国内投入に向けて、日本仕様を参考出品する。
- 日本の認証基準をクリアしながら、海外モデルと同等の出力特性を実現。
- 国内の二輪車で初めて※ETCを標準装備した。メーターパネル内のインジケーターでETCの動作確認が可能。
- ※ 2013年10月現在、スズキ調べ
- 2012年に販売開始し、好評を得ている「GSR250」のバリエーションモデル。
- 高い防風効果を発揮する新設計のハーフカウルを装備し、高速走行等のクルージングを快適にした。
- ハンドル位置を高く、手前に変更することで、前傾の少ない乗車姿勢を実現し、ツーリング等での快適性をより高めている。
- 日本へ投入予定のスクーター「バーグマン200」を参考出品する。
- 250cm3クラスのスクーターに匹敵する快適性と機能性を実現したコンパクトな車体に、200cm3のエンジンを採用。
- 多機能メーターの採用や足つき性を高めたフロアボード形状と低いシート高を実現するなど、日常での使い勝手を高めた。
- 2015年のモトGP復帰に向けて開発中の「モトGP参戦開発車両」。
- 扱いやすく充分な加速力を得られるエンジン特性、燃費性能、耐久性を高い次元で実現する新開発の直列4気筒エンジンを搭載。
- 車体は運動性能と空力性能の両面より、車幅を抑えたレイアウトを採用。車体剛性、重量バランスの最適化を図り、GSX-Rで長年培ってきた素直な操縦性が発揮できる、戦闘力の高いモトGPマシンを目指す。
市販車
V-Strom650 ABS/スカイウェイブ650LX/GSR750 ABS/e-Let's/DR-Z50 |
スズキグリーン テクノロジー
環境に配慮しながら、さらに便利で楽しいクルマを実現する。それが「スズキグリーン テクノロジー」です。小さなクルマに次世代の新技術をつめこんで、スズキは、快適なくらしと豊な未来へ走り続けます。
技術展示
- 衝突被害軽減ブレーキ「レーダーブレーキサポート」
- 高効率ガソリンエンジン「デュアルジェット エンジン」
- リーンバーン制御エンジン「船外機DF140A」
- 空冷式燃料電池システム「FCバーグマン」
- 次世代軽量プラットフォーム
- スマートフォン連携ナビゲーション