2015年10月28日

第44回東京モーターショー2015の出品内容

~四輪車・二輪車の参考出品車8車種を追加公開~

スズキ株式会社は、第44回東京モーターショー2015(主催:一般社団法人 日本自動車工業会)で展示する出展車両のうち、四輪車・二輪車合わせて8車種の参考出品車の追加と技術展示を公開した。スズキは、四輪車計22台・二輪車計12台の出展車両のうち、四輪車のワールドプレミア12台・ジャパンプレミア1台、二輪車のワールドプレミア3台を参考出品車として展示する。

<追加公開の参考出品車>

四輪車:4車種
 ソリオ ハイブリッド/アルト ワークス/ハスラー/キャリイ 軽トラ市仕様

二輪車:4車種
 フィール フリー ゴー!/GSX-RR/GSX-R1000 ABS 30周年記念カラー/ジクサー

今回の東京モーターショーのスズキブース出展テーマは、「SUZUKI NEXT 100」。2020年に創立100周年を迎えるスズキの目指すものづくりを表現し、「次の100年」に向けた取り組みを感じていただくための製品・技術を提案する。

主な展示車

四輪車

参考出品車

軽自動車の楽しさや使い方の新提案
新コンセプト軽自動車「MIGHTY DECK(マイティデッキ)」

世界初出展
MIGHTY DECK(マイティデッキ)
  • 様々な使い方に合わせて可動するオープンデッキ(荷台)とキャンバストップを備えた、新しい「遊べる軽」を提案する。
  • “都会と自然”“ウチとソト”“オンとオフ”“リラックスとプレイフル”といった、相反する二つのシーンを自由に行き交う「アーバンアウトドア」をコンセプトとした軽自動車。
  • 自動で昇降するオープンデッキをはじめ多彩な機能を持ち、毎日の生活から遊びまで、さまざまなライフスタイルに応じて多目的に使用できる。

新発想コンパクト3列シートミニバンのコンセプト提案
プライベートラウンジ「Air Triser(エアトライサー)」

世界初出展
Air Triser(エアトライサー)
  • 扱いやすいボディーサイズに、プライベートラウンジをコンセプトとした広い室内空間とこだわりのシートアレンジを備えた、新発想のコンパクト3列シートミニバン。
  • 駐車中には、シートを対面に配置するリラックスモードや、コの字型配置のラウンジモードにアレンジが可能。また、Bピラーから天井までつながる大画面モニターでスマートフォンのコンテンツを楽しむことができる。
  • 移動中だけでなく、駐車して仲間と過ごす時間も考えた、これまでになかったミニバンを提案する。

小型車の新ジャンルに挑戦。オンにもオフにも使える
コンパクトクロスオーバー「IGNIS(イグニス)」

世界初出展
IGNIS(イグニス)
  • 日常と余暇をクロスオーバーさせるクルマを提案。高めのアイポイントと大きめのロードクリアランスによって、日常で便利に使えるだけでなく、雪道や荒れた道でも安心して走れ、週末にはアウトドアを楽しむことができるコンパクトクロスオーバー。
  • 圧倒的な存在感をもつコンパクトなボディーに、シンプルで実用性の高いインテリアを組み合わせた、新ジャンルのクロスオーバータイプの小型車。

クロスオーバーの楽しさをさらに拡げる
「IGNIS-Trail Concept(イグニス トレイルコンセプト)」

世界初出展
IGNIS-Trail Concept(イグニス トレイルコンセプト)
  • 都市から自然の中まで、あらゆるシーンで活躍する「イグニス」のフィールドのうち、ラフロードで力強く走るシーンを想定したコンセプトモデル。
  • 大径タイヤやアーチモールなど、アウトドア色を強めた特別なコーディネートを施し、コンパクトクロスオーバーである「イグニス」の楽しさをさらに拡げる。

ダイナミックでエレガントなスタイリング、最適なパッケージング、
高いパフォーマンスを調和させた
新しいコンパクトハッチバック「Baleno(バレーノ)」

日本初出展
Baleno(バレーノ)
  • デザイン、走行性能、燃費性能、実用性といったコンパクトカーに求められる全ての要素を洗練させ、高次元で実現した新しいBセグメントハッチバック。
  • 大人4人と荷物を載せてもゆったりと遠出できる後席居住性・荷室容量を確保している。
  • 新開発の1.0L直噴ターボ「ブースタージェット エンジン」と1.2L「デュアルジェット エンジン」をラインアップした。

市販車

スズキの4WDの資質を受け継ぎ、進化させた
コンパクトSUV 新型「ESCUDO(エスクード)」

ESCUDO(エスクード)
  • ジムニーやエスクードで長きにわたり培ってきた、本格四輪駆動車やSUVとしての資質を受け継ぎながら、幅広いユーザーと時代のニーズに応えるべく、あらゆる面で進化させたコンパクトSUV。
  • 初代エスクードから引き継がれてきた、特徴的なデザインと高い走破性を兼ね備えたパッケージングを基本に、先進的な安全技術を採用し、優れた燃費性能も実現した。

追加公開の参考出品車

スズキ独自のハイブリッドシステムを搭載
「SOLIO HYBRID(ソリオ ハイブリッド)」

世界初出展
SOLIO HYBRID(ソリオ ハイブリッド)
  • 新型ソリオに、EV走行ができる新しいハイブリッドシステムを搭載したモデル。
  • エンジンとモーターを使い分け、加速時はモーターでエンジンをアシストするとともに、モーターのみのEV走行ではより低燃費で静かな走りを可能とする。
  • 省スペース設計のハイブリッドシステムにより、コンパクトなボディーと広い室内空間を両立。
  • AGS(オートギヤシフト)によるダイレクト感のあるドライブフィールを実現。

クルマを操る楽しさを追求し、走りを磨き上げた
「ALTO WORKS(アルト ワークス)」

世界初出展
ALTO WORKS(アルト ワークス)
  • 「アルト」のターボモデルに、ショートストロークシフトによるダイレクトなフィーリングで、シフトチェンジの楽しみを味わえる5MTを搭載した「ワークス」を提案。
  • エンジンは最大トルクを向上するとともに、アクセル操作にダイレクトに反応する加速フィーリングを実現。
  • 専用チューニングを施した足回りは、コーナリング時の挙動変化を抑え、ダイレクトな操舵感を得られるスポーティーな特性としている。
  • ホールド性の高い専用レカロ製シートを採用。内外装ともに硬派な走りを予感させるデザインとしている。

精悍な「J STYLEII」やポップな新カラーを提案
さらに遊び心くすぐる軽クロスオーバー「HUSTLER(ハスラー)」

世界初出展
HUSTLER(ハスラー)
  • ワイド感を演出するフロントバンパーガーニッシュやメッキグリルでより精悍な印象とし、上質感のある黒で統一したインパネなど、「ハスラー」の特徴をより際立たせた内外装と充実装備を揃えた特別仕様車「J STYLEII」を提案。
  • 「ハスラー」も車体色にイエローとグリーンのブラック2トーンルーフやアイボリーを新しく加え、ポップなカラーリングを提案。インパネカラーパネルにもイエローを新設定し、さらに個性を演出する。
  • 「S-エネチャージ」をターボ車に搭載するほか、デュアルカメラブレーキサポート[衝突被害軽減ブレーキ]、全方位モニター付メモリーナビゲーションといった最新の装備を採用する。

全国で開催されている「軽トラ市」を華やかに。
「キャリイ 軽トラ市仕様」

世界初出展
キャリイ 軽トラ市仕様
  • 「軽トラ市」とは、荷台に野菜などの商品を載せた軽トラックを集め、直接販売する市場。設営の手軽さや、生産者と消費者の対面販売ができることで人気を博しており、商店街の活性化や観光客誘致の施策として全国各地で開催されている。
  • 軽トラ市で活躍している「キャリイ」をモデルとした「キャリイ 軽トラ市仕様」。コンパクトで取り回ししやすい「キャリイ」が、商品陳列にちょうど良い高さとサイズの荷台を活かした移動店舗に早変わりする。
  • 商店街に並んだときに、背後にある店舗も見通せる最適なテントの高さとし、軽トラ市と商店街の相乗効果を目指している。

その他の市販車

登録車: スイフト/ソリオ/ソリオ バンディット/SX4 S-CROSS
軽自動車: ワゴンR/スペーシア/アルト/アルト ラパン/ジムニー/スペーシア 車いす移動車

四輪車出品台数 合計22台

二輪車

参考出品車

気軽に乗れて荷物も運べる、ありそうでなかった遊べるスクーター
「HUSTLER SCOOT(ハスラースクート)」

世界初出展
HUSTLER SCOOT(ハスラースクート)
  • 気軽に乗れる原付スクーターに、様々な用途に対応できる収納スペースを備えたコンセプトモデル。
  • 従来のシート下収納スペースに加え、フットスペースにも、取り外して持ち運べる収納ケースを装備。リヤキャリアや車体横にも荷物を積載できる工夫を施した。
  • 収納ケースを外せば、テニスのラケットのような長尺物も積載することができる。
  • 「ハスラースクート」とは、四輪車の「ハスラー」と共に遊び心を刺激するモデルという意味を込めており、「ハスラー」のようなポップなカラーリングが遊び心をかき立てる。

GSXシリーズの可能性を秘めたコンセプトオブジェ
「concept GSX(コンセプト ジーエスエックス)」

世界初出展
concept GSX(コンセプト ジーエスエックス)
  • 扱いやすく力強い特性のスズキの直列4気筒エンジンは、燃費性能、耐久性を高い次元で実現させ、その技術をGSX-R1000やハヤブサ、GSX-S1000など多くの“GSXシリーズモデル”に反映してきた。
  • スズキは「GSX」の名を冠する高性能バイクの象徴として、このコンセプトオブジェを提案する。スズキのスポーツモデルの繭(まゆ)のような存在であり、スポーツモデル作りに取り組む姿勢をカタチにしたものである。ここからスズキの新しいスポーツモデルが誕生していく。

追加公開の参考出品車

気軽に乗れる楽しさをカタチにした50cc原付クロスバイク
「Feel Free Go!(フィール フリー ゴー!)」

世界初出展
Feel Free Go!(フィール フリー ゴー!)
  • 自転車のクロスバイクをモチーフに、軽快なスタイリングで気軽に乗れる楽しさをカタチにした原付クロスバイクを提案する。
  • クロスバイク同様に走る楽しさを味わえるよう、ハンドルグリップ式のギヤチェンジやサドルシートを採用したシンプルなスタイリング。
  • 安心して気軽に乗れるよう、メーター内にリヤビュー画像を映す機能や、路面に自車の存在を示すライン状の光を照射する機能を備える。
  • 「フィール フリー ゴー!」とは、“気軽にバイクに乗って出かけてほしい”という思いと、スズキ初の二輪車「パワーフリー号」の名に由来する。

MotoGP参戦車両「GSX-RR」

GSX-RR
  • 二輪車レースの最高峰「FIMロードレース世界選手権(MotoGP)」での高いパフォーマンスの追求と、「GSX-R」をはじめとした市販車両への技術フィードバックを目的に2012年より開発を進めてきた。
  • ※国際モーターサイクリズム連盟
  • 市販車両「GSX-R」で長年培ってきた素直な操縦性が発揮できる、車幅を抑えたレイアウトに、新開発直列4気筒エンジンを搭載した戦闘力の高いMotoGPマシン。
  • 2015年シーズンよりGPシーンに復帰し、高いパフォーマンスで観客を沸かせている。

「GSX-R」シリーズ発売30周年を記念
「GSX-R1000 ABS 30周年記念カラー」

GSX-R1000 ABS 30周年記念カラー
  • スズキの二輪車を代表するスーパースポーツバイク「GSX-R」シリーズが、1985年の初代「GSX-R750」発売から、2015年で30周年を迎えたことを記念したモデル。
  • 「GSX-R」シリーズ「GSX-R600/750/1000」(海外向けモデル)に「30周年記念カラー」である青/白および赤/黒の2種類のカラーグラフィックを採用し、タンク上に30周年デカールを装着して欧州・北米を中心に海外で販売している。

スタイリッシュな外観と優れた走行性能、燃費性能を兼ね備えた
ロードスポーツバイク「GIXXER(ジクサー)」

GIXXER(ジクサー)
  • 2014年8月にインドで販売開始し、インド国内の13のバイクオブザイヤーを受賞した150ccロードスポーツバイク。スズキのインド生産車種におけるハイエンドモデルに位置する。
  • 大型ネイキッドモデルを彷彿とさせるスタイリッシュな外観に、優れた加速性能と経済性を両立した新開発155cm3エンジンを搭載。
  • 軽量・高剛性の車体に、インナーチューブ径41mmのフロントフォークを装備し、高い運動性能を実現した。

市販車

隼(ハヤブサ)/V-Stromストローム1000 ABS/GSX-S1000 ABS/GSX-S1000F ABS/GSR250/DR-Z50

二輪車出品台数 合計12台

その他市販展示

電動車両 ET4D 1台
船外機 DF300AP 1基

技術展示

1.0L 直噴ターボエンジン「ブースタージェット エンジン」
1.4L 直噴ターボエンジン「ブースタージェット エンジン」
1.2L ガソリンエンジン「デュアルジェット エンジン」
0.8L 2気筒ディーゼルエンジン「DDiS エンジン」
車体の構造を刷新した「新プラットフォーム」
ハイブリッドシステム
新しい四輪制御システム「ALLGRIP」
HMI技術 *HMI=ヒューマン・マシン・インターフェイス
二輪用ターボエンジン
空冷式燃料電池システム「バーグマン フューエルセル スクーター」
リーンバーン制御エンジン「船外機DF200A」 カットモデル

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