当第1四半期の業績は、国内での検査体制再構築による減産に加え、インドでの四輪全体市場低迷による販売減少の影響により、減収減益となりました。
具体的な経営成績ですが、連結売上高は9,075億円と前年同期に比べ800億円(8.1%)減少しました。利益面では、営業利益は627億円と前年同期に比べ538億円(46.2%)減少、経常利益は724億円と前年同期に比べ607億円(45.6%)減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は405億円と前年同期に比べ454億円(52.8%)減少しました。
四輪事業につきましては、売上高は国内での検査体制再構築による減産の影響に加え、インド、パキスタン、インドネシアでの販売減少や為替円高の影響により8,171億円と前年同期に比べ835億円(9.3%)減少しました。営業利益は売上減少に加え、為替円高、諸経費等増加により546億円と前年同期に比べ548億円(50.1%)減少しました。
二輪事業につきましては、売上高はインド、フィリピンでの販売増加等により656億円と前年同期に比べ13億円(2.0%)増加、営業利益は23億円と前年同期に比べ2億円(7.5%)増加しました。
マリン事業他につきましては、大型船外機「DF350A」の北米を中心とした販売貢献等により売上高は248億円と前年同期に比べ22億円(9.9%)増加、営業利益は58億円と前年同期に比べ8億円(16.5%)増加しました。
所在地別につきましては、日本およびアジアで減収減益となりました。営業利益につきましては、日本で261億円と前年同期に比べ246億円(48.6%)減少、アジアで220億円と前年同期に比べ316億円(59.0%)減少しました。
連結業績予想につきましては現段階では据置とさせて頂きますが、見通しが厳しいことから、今後の動向も踏まえ、新たな予想を発表させて頂きます。
(参考…期初予想) | |
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売上高 | 3兆9,000億円(前期比 0.7%増) |
営業利益 | 3,300億円(前期比 1.7%増) |
経常利益 | 3,400億円(前期比 10.4%減) |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,000億円(前期比 11.9%増) |
(為替レート) | 1米ドル=110円、1ユーロ=125円、1インドルピー=1.58円、100インドネシアルピア=0.77円、1タイバーツ=3.40円 |