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2020年11月5日

スズキ、2021年3月期第2四半期決算を発表

第2四半期決算は減収減益。中間配当は前年と同額。

1.第2四半期決算の業績概況

第2四半期決算は、4~6月期の減収減益を7~9月期のインド、日本での販売回復や経費削減努力等でカバーできず、連結売上高は1兆2,702億円と前年同期に比べ4,852億円(27.6%)減少、営業利益は749億円と前年同期に比べ437億円(36.8%)減少しました。経常利益は962億円と前年同期に比べ433億円(31.1%)減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は543億円と前年同期に比べ250億円(31.5%)減少しました。
なお、中間配当につきましては、1株につき前年と同額の37円とさせていただきました。

2.各セグメントの状況

(1)四輪事業

第2四半期決算は、4~6月期の減収減益を7~9月期のインド、日本での販売回復や経費削減努力等でカバーできず、売上高は1兆1,339億円と前年同期に比べ4,475億円(28.3%)減少、営業利益は692億円と前年同期に比べ369億円(34.7%)減少しました。

(2)二輪事業

大型二輪の販売シーズンである4~6月期の落込み、さらにインド、アセアンなど小型二輪の販売減少の影響により、第2四半期累計では売上高は891億円と前年同期に比べ374億円(29.6%)減少し、営業損失36億円となりました。

(3)マリン事業他

北米を中心に大型船外機の販売回復が進み、第2四半期累計では、売上高は472億円と前年同期に比べ3億円(0.6%)減、営業利益は93億円と前年同期に比べ15億円(13.7%)減に留まりました。

(4)所在地別

第2四半期決算では、すべての所在地が減収減益ですが、7~9月期については、日本、アジア、その他地域が増益となりました。

3.連結業績予想

2021年3月期通期の連結業績予想につきましては、当社が主力とするインドでの新型コロナウイルス感染拡大により、合理的に算出することが困難であることから未定としておりましたが、最新の状況、および業績動向等を踏まえ、以下の通り公表いたします。
インドの四輪通期販売見通しにつきましては、同感染の状況を踏まえ、前期比80%と一定のリスクを織り込んだ上で算出しております。
なお、年間配当予想につきましては、今後の状況を見極めるため、引き続き未定とさせていただきます。

(連結業績予想…通期)
売上高 3兆円(前期比 14.0%減)
営業利益 1,600億円(前期比 25.6%減)
経常利益 1,800億円(前期比 26.7%減)
親会社株主に帰属する当期純利益 1,100億円(前期比 18.0%減)
(為替レート) 1米ドル=106円、1ユーロ=120円、1インドルピー=1.43円、100インドネシアルピア=0.73円、1タイバーツ=3.38円
  • ※連結業績予想については、現時点で入手可能な情報及び仮定に基づき算出したもので、リスクや不確実性を含んでおり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績は、さまざまな要因の変化により大きく異なることがありえますことをご承知おき下さい。
  • ※実際の業績に影響を及ぼす可能性がある要因には、主要市場における経済情勢及び需要の動向、為替相場の変動(主に米ドル/円相場、ユーロ/円相場、インドルピー/円相場)などが含まれます。