当期の業績につきましては、世界的な新型コロナウイルス感染拡大による深刻な影響があった前年同期に比べ連結売上高は、8,454億円と4,201億円増加しました。営業利益は、売上増加、特に在庫車の販売促進や為替差益等により、545億円と前年同期に比べ532億円増加しました。なお、インドでの新型コロナウイルス感染再拡大や日本での半導体不足による減産影響、原材料価格高騰、研究開発費増等により、前々年同期に比べると売上高で621億円減少、営業利益で82億円減少と前々年のレベルまでには戻っていません。
経常利益は、金融収支改善380億円等により、1,108億円と前年同期に比べ963億円増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期が新型コロナウイルス関連損失154億円を計上したのに対し、当期は旧豊川工場跡地売却益180億円等により、848億円と前年同期に比べ830億円増加しました。
売上高は7,588億円と前年同期に比べ3,913億円(106.5%)増加しました。営業利益は、売上増加、特に在庫車の販売促進や為替差益等により、420億円となりました。
新型ハヤブサの投入効果や事業体質改善の進捗等により、売上高は575億円と前年同期に比べ226億円(64.5%)増加、営業利益は44億円と黒字化し、営業利益率は7.7%となりました。
北米での船外機の販売が引き続き堅調に推移しており、売上高は260億円と前年同期に比べ58億円(28.7%)増加、営業利益は68億円と前年同期に比べ30億円(77.9%)増加しました。
売上高は31億円と前年同期に比べ4億円(14.3%)増加、営業利益は13億円と前年同期に比べ8億円(167.8%)増加しました。
全ての地域で増収増益となりました。
2022年3月期の連結業績予想につきましては、半導体不足の見通しが不透明のため、工場稼働への影響は期末まで続く前提としています。さらに原材料価格の高騰、研究開発費の増加等もあり営業利益は減益となる見通しです。当期の研究開発費は年間で1,900億円と前期に比べ438億円増加する見通しであり、電動化を中心とした研究開発を積極的に推進してまいります。
当社グループは一丸となってあらゆる分野での改革に取り組み、固定費削減等の収益改善対策を実施し、連結業績予想以上を達成すべく事業活動を展開してまいります。
(連結業績予想…通期) | |
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売上高 | 3兆4,000億円(前期比 7.0%増) |
営業利益 | 1,700億円(前期比 12.6%減) |
経常利益 | 2,200億円(前期比 11.4%減) |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,500億円(前期比 2.4%増) |
(為替レート) | 1米ドル=108円、1ユーロ=129円、1インドルピー=1.47円、100インドネシアルピア=0.76円、1タイバーツ=3.36円 |