![]() | ![]() | ![]() |
2000年6月30日
スズキ株式会社の、中国における乗用車生産合弁会社「重慶長安鈴木汽車有限公司(長安鈴木)」は、長安鈴木の生産車種としては2車種目となる小型乗用車「羚羊(リンヤン)(1000cc)」の生産を7月より開始する。 長安鈴木は、中国政府の正式認可に基づく乗用車合弁生産を1998年10月に開始し、1999年は小型乗用車「奥拓(アルト)(800cc)」を年間4万5千台生産した。 中国では経済発展に伴う個人ユーザー層の拡大により、価格面で手の届きやすい小型車需要が増大する傾向にある。長安鈴木はこの需要に対応するとともに一層のモータリゼーションの普及発展に寄与するため、従来車に加えて新型車の投入を計画し、この度中国政府の認可を受け、7月より生産開始するものである。日本と中国の乗用車合弁会社で2車種目を生産するのは初めてとなる。 「羚羊(リンヤン)」は、日本をはじめハンガリーやインドなど世界各地で生産実績のある小型乗用車で、1000cc4気筒エンジンを搭載した4ドアセダンである。 生産台数は2000年6,000台、2001年25,000台の計画で、主に個人ユーザー向けに、当初重慶市および四川省を中心とし、その後全国的に販売を展開する。 [重慶長安鈴木汽車有限公司の概要]
以上
|