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2000年9月28日
インド・マルチ社、新型乗用車「アルト」を発表 スズキ株式会社とインド政府の合弁会社 マルチ・ウドヨグ社は、9月28日、新型乗用車「アルト」(800cc・1100cc)を発表し、同日よりインド国内向けに発売する。発表はニューデリー市内のホテルで、現地部品メーカーや販売代理店、マルチ社の関係者が出席して、現地時間11:45(日本時間15:15)より行われる。 新型アルトは、1983年にマルチ社が自動車生産を開始して以来の中心車種である「マルチ800」と同様に、日本国内の軽四輪車「アルト」をベースとし、インドの自動車市場に広く受け入れられる性能、デザイン、経済性を備えた国民車的な存在として、市場拡大に貢献する新世代車である。 日本国内でアルトは、1979年の新発売から現在までに累計380万台近くの販売実績を持ち、軽四輪車を代表するブランドのひとつとしての地位を確立している。今回の新型アルトは、国内の新規格アルトが持つ使いやすさと経済性などの特長を受け継ぐと同時に、インド市場に適合した仕様設定、および最新の環境・安全技術を導入したものであり、新設計の3気筒800ccエンジン、または4気筒1100ccエンジンを搭載し、電子制御燃料噴射装置の採用により、十分な走行性能とクリーンな排出ガス性能を実現している。 さらに現在のマルチ社商品系列の中で、マルチ800に次いでスタンダードな価格帯に属する販売価格設定と、優れた燃費性能がもたらす高い経済性により、幅広い層への販売促進が可能なものとなっている。 新型アルトの生産は、マルチ社の第三工場で8月から開始され、台数は初年度3万台で3年後には10万台の予定である。 昨年12月発表のワゴンRに続く今回の新型アルトは、インド自動車市場拡大に伴う競争激化の中でマルチ社がトップシェアを維持し、引き続き発展していくための重要な商品となる。 なお、西アジア地域でインドと同様にスズキがトップシェアを占めるパキスタンにおいても新型アルトの生産、販売を開始しており、スズキの現地子会社であるパックスズキモーター社による同車の発表が9月22日、カラチ市にて行われた。 |