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2001年3月23日
スズキ株式会社


スズキ、米国ATV工場を着工


 スズキ株式会社は、米国に建設を計画しているATV(四輪バギー車)工場の起工式を、3月22日14:00(日本時間3月23日0:00)、ジョージア州ローム市の建設予定地で行った。

 同工場は、会社名「SMAC(スズキ・マニュファクチャリング・オブ・アメリカ・コーポレーション)」として2月末に設立。総投資額4千万USドル、生産能力4万台/年の規模を持ち、2002年春に生産を開始する。

 ATV[All Terrain Vehicle=全地形車]は一人乗りのオフロード車で、1982年にスズキが初めて四輪タイプを開発、販売を開始した。あらゆる地形での走破性に優れ、ハンティングやトレールツーリングなどのレジャーや、農業用実用車として使用されている。

 スズキは、現在ATVを米国に完成車で輸出しており、現地生産化により為替リスクの軽減、部品・物流コストの低減を図るとともに、最大のATV市場である米国の動向を素早く反映できる、機動的な商品供給体制の構築をねらいとしている。スズキが単独で米国に生産拠点を設けるのはこれが初めて。


工場概要
 会 社 名: SMAC
(スズキ・マニュファクチャリング・オブ・アメリカ・コーポレーション)*
(Suzuki Manufacturing of America Corporation)
   * 昨年12月発表時の会社名(ASSMC)から上記に変更
 所 在 地: 米国ジョージア州ローム市(Rome, Georgia, United States)
 資 本 金: 30,000千USドル
 出資比率: スズキ20%、ASMC(スズキの米国販売子会社)80%
 生産能力: 40,000台/年