●複合レーザ溶接技術の利点 |
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異なる波長や特性を持つ2種類のレーザを同軸上に複合して照射することで、二輪車のフレームなど厚みのあるアルミニウム材にも、溶接が可能である。 |
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(2) |
複合するレーザの焦点位置を個別に設定する二重焦点法(DFT)によって高品質な溶接が可能である。 |
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(3) |
単一レーザと比較して3倍、アーク溶接と比較し10倍以上の高速溶接を実現し、生産性が大幅に向上する。 |
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(4) |
溶接時の熱による歪みが極めて少ないため、完成精度が格段に向上する。 |
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重ねたアルミ材にレーザを貫通させて接合する「貫通溶接」など、従来溶接法では難しかった継ぎ手が容易になり、設計の自由度が向上する。
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