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2002年9月20日


ドイツの二輪車見本市「インターモトミュンヘン」で
2003モデル8機種を発表


 スズキ株式会社は、9月18日から22日までドイツで開催されている二輪車の見本市「インターモトミュンヘン」で、2003年輸出モデル8機種を発表、出展している。

 欧州では、中、大排気量のスポーツモデルの人気が根強く、この市場に向けた新機種としてGSX−R1000、SV1000、SV1000S、SV650、SV650S、の5モデル、また大型スクーター市場向けに400、250の2機種とオン/オフのレジャーモデルとして125の計8モデルを欧州市場へ投入し、さらなる拡販を図る。

 GSX−R1000
 スズキのスーパースポーツモデルGSX−Rシリーズの最高峰に位置するリッタースポーツモデルであり、各国の様々なレースで活躍するとともに、「スズキ」ブランド二輪車のフラッグシップモデルである。
 今回モデルチェンジした新モデルには、スーパーバイク及びモトGPレースのノウハウをフィードバックした技術が存分に盛り込まれている。旧モデルでもクラス最軽量であった車体を細部の徹底的な見直しによりさらに2Kg軽量化し、168Kgの軽量乾燥重量を実現。フロントブレーキにはGPレーサーゆずりのラジアルマウントキャリパーを採用しステアリング周りの軽量化により操縦安定性を向上している。縦2灯式のヘッドライトやLEDテールランプの採用など、外観もよりアグレッシブに仕上げた。

GSX−R1000

 SV1000/SV1000S/SV650/SV650S
 スポーティーさと扱いやすさで定評のスズキのSV650シリーズは、海外市場でも好調な販売を続けている。 今回このSV650/Sがモデルチェンジされた中で、このモデルと外観を共通とし、Vツインエンジンの扱いやすさと軽量な車体を活かした、スポーティーモデルとしてSV1000/SV1000Sを投入する。
 SV1000SとSV650Sはハーフカウル付きのモデルとし、SV1000とSV650はカウルなしのネイキッドモデルとして販売する。
 扱いやすく加速の良い、90°Vツインエンジンを搭載し、新設計のアルミフレーム採用の軽量な車体とともに、スリムなシルエットを持ち、スーパースポーツの嗜好を取り入れたスポーティーなデザインとした。

 400/250
 大型スクーターの人気は欧州でも依然高く、年間20万台規模の需要で推移している。
 スズキは大型スクーター400/250をフルモデルチェンジし、機能、実用性を充実させ更なる商品の熟成を図った。
 外観を優雅で軽快感のあるデザインとし、2灯式マルチリフレクターヘッドライトやスポーティーな5本スポークタイプのホイールに変更するなど、全体のデザインをよりスポーティーかつエレガントなものとした。さらに、フューエルインジェクション(燃料噴射装置)を搭載し、燃費と始動性を向上させている。

 125
 既に日本国内で発売(2002年3月28日発売開始)し、若年層を中心に好評を博しているユニークなスタイルの街乗りバイク、「200」の排気量を125ccとして欧州で発売する。 ゆったりとした大型のシート、特徴的なデザインのタンク、極太タイヤ、幅広のハンドル、アップタイプの太いマフラーなど、ユニークなデザインを採用している。欧州では日常の街乗りや通勤用のコミューターから週末のレクリエーションバイクとして、20代から40代までの幅広い層にアピールできるバイクである。