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2003年 4月11日

マジャールスズキ社(ハンガリー)で新型車の生産を開始



 スズキ株式会社は、ハンガリーの生産・販売子会社「マジャールスズキ社」(社長:戸田数久、エステルゴム市)で、新型車「イグニス」の生産を開始した。

 マジャールスズキ社は、日本の自動車メーカーとして初めて東欧に進出し、1992年10月より稼動を開始したスズキの生産拠点の一つで、欧州向けの小型乗用車を生産している。2000年1月からは、スズキとGMとの共同開発車「ワゴンRプラス」(日本名:ワゴンRソリオ)の生産を開始し、2002年(1〜12月)はマジャールスズキ社全体で8万5千台を生産・販売した。これまでの生産累計は59万台となる。

 今回、新しく生産を開始する「イグニス」は、1.3L、1.5Lのガソリンエンジンと1.3Lのディーゼルエンジンを搭載する欧州で人気の高い小型車クラスの車種で、年間5万5千台の生産を計画している。

 マジャールスズキ社では、4月10日、ペーテル・メッジェシ ハンガリー首相、松本和朗 ハンガリー国駐箚(ちゅうさつ)日本大使、鈴木修 スズキ会長らが出席して生産第一号車のラインオフ式典が開かれた。

    ● マジャールスズキ社について
会社名マジャールスズキ社
社長戸田数久
所在地エステルゴム市 (ブダペスト市内から約50km)
面積敷地500,000m2 、工場建屋54,840 m2
資本金819億フォリント(約400億円)
(スズキ出資比率: 97.52%)
従業員数約1,700名
生産機種ワゴンRプラス、イグニス
生産台数85,000台 (2002年1〜12月)