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2003年 4月15日 |
スズキ株式会社 ゼネラルモーターズ・コーポレーション スズキとGM、日本におけるシボレー車の輸入販売事業に基本合意 スズキ株式会社(以下スズキ)と米ゼネラルモーターズ(以下GM)はこのほど、スズキが日本におけるシボレー車の輸入販売及びアフターセールスを手がける事で基本合意した。 スズキは、2004年モデルから、小型車販売網「スズキ アリーナ店」を通じて、販売中の「シボレー クルーズ」と「シボレー トレイルブレイザー」に加え、GMグループが世界各地で生産するシボレー車をシボレーブランドで取り扱う。取り扱い車種は、今後両社で検討していく。 また、スズキが輸入するシボレー車の補給部品についても、スズキが輸入販売業務を引き継ぐとともに、GMグループの一員として既存のシボレーユーザーへの補給部品の販売に協力する。なおGMは日本市場におけるシボレー車の拡販及びシボレーブランドの認知度高揚を目指す。 GM上席副社長兼GMアジアパシフィック(以下GMAP)社長、フリッツ・ヘンダーソンは、「この度の決定は、シボレー車の拡販、及び日本市場における、さらなる認知度高揚にとって不可欠」と語った。さらに、「GMは、スズキの優れた販売力及び経営手法を活用でき大変光栄である。これは、両社の長期的かつ傑出した戦略的提携関係において、新たな序章の始まりを意味する」と続けた。 スズキの鈴木修会長は、「当社は、スズキのラインナップにシボレー車が加わることで、アリーナのさらなる拡販と事業全体の拡大にとって絶好の機会を得ることになる」と語った。 GMAPジャパン社長、レイモンド・グリッグは、「シボレーユーザーは、この度の協業により大いなる恩恵を受けることになる。シボレー車の販路拡大は、ディーラー数増加に依る利便性の向上、及びより迅速なアフターサービスの提供を意味する」と語った。 スズキは、日本の軽自動車市場において、30年間連続で首位を続けており、世界市場においても小型車づくりの技術を活かし、インド、パキスタンでトップメーカーである他、ハンガリー、カナダ、中国、インドネシアなど17カ国20社で四輪車を生産している。2002年は、全世界で180万台を生産した。日本の小型車市場においては、2000年から新販売網「スズキ アリーナ店」を展開し、GMとの共同開発車「シボレー・クルーズ」を主力車種の一つとして投入するなど拡販を続けている。 GMは世界最大の自動車会社で、自動車事業及び関係会社を含め、世界に約349,000名の従業員を抱える。GMは、1908年設立、1931年以降、世界自動車販売台数で首位の座を確保している。GMは現在、32か国で車両を生産、190か国以上で販売している。GMは、2002年(暦年)、850万台以上の乗用車・商用車を販売、世界自動車市場のおよそ15%の市場シェアを確保している。GMに関する情報に関しては、www.gm.comで閲覧可能である。 以 上
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