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2005年5月26日


インド・マルチ社で新型スイフトの発売を開始

 スズキ株式会社は、インドの自動車生産・販売会社「マルチ・ウドヨグ社」(社長:ジャグディッシュ.カッタール、ニューデリー市)で、新型乗用車「スイフト」の生産・販売の開始を発表した。5月25日にニューデリー市内で、マルチ社役員出席のもと、報道関係者、現地部品メーカーや販売店関係者らを招待して発表会が行われた。

 「新型スイフト」は日本、ハンガリー(マジャール・スズキ社)、中国(重慶長安鈴木汽車有限公司)、インド(マルチ・ウドヨグ社)の4カ国で生産を行い、世界各国で販売する世界戦略車として開発したコンパクトカーである。

 同社は、1983年からインドでの生産・販売を行っており、2004年度には約54万台(輸出含む)を生産・販売し、今年4月に生産累計500万台に到達した。マルチ社では、1000cc前後の小型車が需要の大半を占めるインド市場において、少し大きめのサイズとなるこの「新型スイフト」(1300cc)を新しいジャンルの車として発売し、インド国内向け販売の更なる拡大を図っていく。

マルチ社の概要
1.会社名 マルチ・ウドヨグ社(MARUTI UDYOG LIMITED)
2.所在地 本社 ニューデリー市内
工場 ハリアナ州グルガオン
敷地面積120万m2 工場建屋面積30万m2
3.社長 J.カッタール(Mr.Jagdish Khattar)
4.資本金 14億4,500万ルピー(約37億円)
5.従業員数 約4千名【2005年4月現在】
6.生産実績 54万台【2004年度】
7.生産車種 新型スイフト、アルト、ワゴンR、バーサ(エブリイランディ)、オムニ(エブリイ)、 エスティーム(カルタスセダン)、バレーノ(カルタス)、 マルチ800、ゼン(セルボ)、ジプシー(ジムニー)