ホームに戻る ニュースリリーストップに戻る
2005年 9月21日


スズキ、中国で四輪車新エンジンの生産を開始

 スズキ株式会社は、中国における乗・商用車生産合弁会社「江西昌河鈴木汽車有限公司(昌河鈴木)」と江西省九江市に四輪車用の新エンジン工場を建設していたが、今月より「K14B」型排気量1.4Lエンジンの生産を開始した。

 同エンジン工場は2004年に建設を開始し、このほど第一期工事が完了した。当面の生産能力は年間7万5千基で、最終的には年15万基の規模まで拡大していく計画である。

 スズキが開発した「K14B」型新エンジンは、昌河鈴木が生産する「北斗星」(日本名:「ワゴンRワイド」)に搭載され、今後導入を計画している新モデルへも順次搭載される予定である。

 昌河鈴木では、9月20日、江西省人民政府凌成興副省長、九江市人民政府趙智勇書記、航空第二集団の譚瑞松副総経理、および鈴木修スズキ会長らが出席し、新エンジン工場の開所式を行なった。


● 昌河鈴木の概要
  会社名: 江西昌河鈴木汽車有限公司
  董事長: 劉 洪徳(Liu Hong De)
  所在地: 江西省景徳鎮市
  資本金: 5,530万US$ (スズキ出資比率:39%)
  従業員数: 約2千名
  生産台数: 乗・商用車計 4万5千台 (2004年4〜2005年3月)
● 新エンジン工場の概要
  所在地: 江西省九江市 (景徳鎮から北西へ約130km)
  工場建屋面積: 22,716 m2 (第一期工事終了分)
  生産計画: 年7万5千基 (第一期工事終了分)