スズキ株式会社のインドにおける四輪の生産販売子会社「マルチ・ウドヨグ」社は、2005年5月より小型車「スイフト」の販売を開始し、1年間で当初目標の5万台を超え、61,200台の販売台数を達成したと発表した。これはインド国内において自動車メーカーが初年度に販売した車種毎の年間販売台数では最高記録となった。

「スイフト」はスズキが日本、ハンガリー、インド、中国の4カ国で生産・販売を行っている世界戦略車で、日本においては昨年2005‐2006日本カー･オブ･ザ･イヤー特別賞｢Most Fun｣や、2006年次ＲＪＣカー･オブ･ザ･イヤー、またインドをはじめ、世界各国のイヤー賞も多数受賞するなど、世界戦略車にふさわしい優れた走行性能や、クラスを超えた居住性などが高く評価されている。

「スイフト」は、2005年4月〜2006年3月の1年間では、日本で7万9千台、ハンガリーで9万4千台、インドで5万9千台、中国で1万9千台、4カ国合計で25万台を生産。 現在では世界74の国・地域で販売されている。 スズキでは2006年度には4カ国合計で年間30万台の生産を計画している。