ホームに戻るニュースリリーストップに戻る
1998.7.21


スズキ湖西工場、「ISO14001」を取得


 スズキ株式会社は、このほど湖西工場において環境管理に関する国際規格である「ISO14001」の認証を取得した。

 ISO14001は、国際標準化機構(ISO)が制定する国際規格で、企業活動が地球環境に与える負荷を軽減するための環境マネジメントシステムを定めたもの。湖西工場は、アルト、ワゴンR、カルタスなど軽・小型乗用車を生産するスズキの主力工場の一つであり、今回ISO14001の審査登録を行う第三者機関である(財)日本自動車研究所・審査登録センターの審査を経て、7月18日付で登録された。スズキが同規格の認証を取得するのは今回が初めてとなる。

 スズキはこれまで環境問題への対応を2000年に向けた最重要課題の一つであると認識して、1993年5月に「環境保全取り組みプラン」を策定し、1995年9月には湖西工場に省エネルギー効果の高いコージェネレーションシステムを導入、また1998年3月に自動車リサイクルへの取り組みを推進する計画を策定するなど様々な環境保全活動を積極的に実施している。

 取得にあたっては昨年夏から工場の技術部門を中心とする作業グループを発足させ、また社内の環境監査委員会による内部監査を実施するなど準備を進めてきた。最終的にこの6月に行われた本審査の結果、取得が決定し、7月21日には湖西工場にて認定証が授与された。

 今後は、他の国内工場(全6工場)についても順次認証を取得する予定である。
  Photo
コージェネレーションシステム