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1998.10.13


ミャンマーでの二・四輪車生産について


 スズキ株式会社は、ミャンマー自動車・ディーゼルエンジン工業公団(MADI)との合弁により、ミャンマーにおいて二・四輪車の生産を行うことについて、このほど同国政府より事業認可を取得し、10月13日、合弁契約書に調印する。

 調印式は、首都ヤンゴン市にて現地時間18時(日本時間20時30分)より、ミャンマー側からマウン・マウン・キン副首相をはじめとする政府関係者、日本側からスズキの鈴木修社長らが出席して行われる。

 事業認可に伴い、近く合弁会社「ミャンマー スズキ モーター社(MSMC)」を設立する。合弁会社の概要は以下の通り。

会社名ミャンマー スズキ モーター社
所在地ヤンゴン市
代表者吉岡 裕(日本側スズキから派遣)
資本金当初100万USドル、次年度670万USドルに増資予定
出資比率スズキ=70%、MADI=30%
生産車種二輪車(110ccクラスの実用車)
四輪車(1000ccクラスの乗用車・商用車)
生産台数当初二・四輪車ともに年間数百台でスタートし、二輪車25,000台、四輪車3,000台を当面の目標とする。
生産開始二輪車 1999年1月、四輪車 1999年2月 予定
総投資額約1千万USドル


 スズキは、これまで世界の26カ国57工場で海外生産を行っているが、今後の経済発展が期待されるアジア地域のベトナムなどにおいて、二・四輪車同一工場で生産を行ってきた経験を生かし、ミャンマーの自動車産業と国民生活の発展に寄与したいと願っている。