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1998.10.30


1300cc四輪駆動車「ジムニーワイド」が
1998年グッドデザイン賞を受賞




 10月30日、1998年度のグッドデザイン賞が発表され、スズキ株式会社の四輪駆動車「ジムニーワイド」がグッドデザイン賞を受賞した。

 ジムニーワイドは、1998年1月7日発売の、全長3,550mm×全幅1,600mmのコンパクトで運転しやすい車体寸法に、扱いやすく力強い1300ccエンジンを搭載した本格的四輪駆動車。

 外観は、直線基調の力強いフォルムに、曲線のメリハリを生かした躍動感のあるデザイン。またボンネット一体式の縦スリットフロントグリルとマルチリフレクターヘッドランプ、張りのあるブリスターフェンダーなどを採用。ジムニーシリーズ伝統の力強さを生かしつつ斬新で個性的なものとしている。

 今回のグッドデザイン賞では、ジムニーシリーズの「スモールサイズの四輪駆動車」というコンセプトを継承しながら、「オリジナリティー」と「機能・使い勝手の良さ」、「高い品質」を備えたデザインであること等の点で評価された。


※ 「グッドデザイン賞」について
あらゆる工業製品を対象とする我が国唯一の公的なデザイン表彰制度で、1957年に通商産業省による「グッドデザイン商品制度」として始まったもの。以来、日本のものづくりを支える重要な制度として日用品から自動車、工業化住宅など幅広い商品を選んできた。
42回目に当たる今回から、この制度はそれまで事業を運営してきた(財)日本産業デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」へと継承されたもの。 この「グッドデザイン賞」の審査は、商品の外観だけでなく、品質、性能、使い勝手等を総合的に審査し、その商品が私たちの生活をいかに豊かにしうるかを問うもの。その意味で「豊かな生活を導くもの」が選ばれている。