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1999.3.23


国内二輪車直営代理店の再編成について


 スズキ株式会社は、4月1日付で国内二輪車の直営代理店(スズキ100%出資)を、現在の7社から2社に集約する再編成を行う。

 スズキの国内二輪車販売網は '88年より直営代理店の専売化、広域化を実施し、'96 年6月より現在の直営7社体制として合理化を進めてきた。二輪車の総需要が100万台(出荷ベース)程度と成熟化する中で、今回これをさらに集約し、より一層の合理化を行い市場規模に見合った販売体制とする。同時に販売施策立案機能の充実を図り、全国の小売販売店に対する支援を強化して、今後の二輪車事業の基盤固めを行う。

 概要は以下の通り。

(株)スズキ二輪(東京)を存続会社として、(株)スズキ二輪東北、(株)スズキ二輪(愛知)を統合し、(株)スズキ二輪(東日本)とする。
(株)スズキ二輪(大阪)を存続会社として、(株)スズキ二輪四国、(株)スズキ二輪(広島)、(株)スズキ二輪(福岡)を統合し、(株)スズキ二輪(西日本)とする。
新会社の営業拠点を現在の42ヵ所から19ヵ所へ、物流拠点を35ヵ所から8ヵ所へ集約し、流通コストの削減、在庫の適正化を図る。
(株)スズキ二輪(東日本)・(西日本)両社の間接業務部門を、浜松のスズキ(株)本社内に移転し一元化を図り、合理化を行うとともに、メーカーと一体となった販売施策立案機能の充実を図り、多様化するユーザーニーズ、市場環境の変化に迅速に対応する。
今回の再編成により生ずる余剰人員110名は、全国のスズキ四輪車直営代理店に配転する。