1973 | TM75
基本テクニックを磨くのに最適なモトクロッサー
ブラックに塗装した75cc、2サイクル空冷単気筒ロータリーディスクバルブエンジンは、最高出力7PSを発揮。ダウンチューブを採用したパイプバックボーンフレームと組み合わせた。ストロークの長いセリアーニタイプのフロントフォークや、ブロックパターンタイヤの採用などによって安定した走行を可能とした。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 1,760 |
全幅 | 780 | ||
全高 | 975 | ||
軸間距離(mm) | 1,195 | ||
車両重量(kg) | 75 | ||
エンジン | エンジン種類 | 空冷2サイクル単気筒 | |
総排気量(cc) | 72 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 47×42 | ||
最高出力 | 7ps/7000rpm | ||
最大トルク | 0.78kgm/6800rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式4段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 2.50-16-4PR | ||
タイヤサイズ(後) | 3.00-14-4PR | ||
価格(円) | 85,000 |
1978 | RM80
モトクロス入門に最適なマシン
前年の輸出に続いて、国内での発売を開始した。パワーリード方式採用により、あらゆる回転域で安定したパワーを発揮する高性能空冷単気筒エンジンは最高出力14.5PSを発揮。点火方式は点火ミスのないPEIを採用した。ミッションはクローズドレシオの6段とし、エンジンパワーとマッチしたセッティングとした。フロントフォークにはセリアーニタイプ、リヤサスペンションには窒素ガス封入式のショックアブソーバーを採用。1977年モデルから発売した輸出向けは、最高出力12.5PS、5段変速としていた。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 1,715 |
全幅 | 775 | ||
全高 | 970 | ||
軸間距離(mm) | 1,170 | ||
車両重量(kg) | 62 | ||
エンジン | エンジン種類 | 空冷2サイクル単気筒 | |
総排気量(cc) | 79 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 49×42 | ||
最高出力 | 14.5ps/11000rpm | ||
最大トルク | 0.94kgm/11000rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 2.75-16-4PR | ||
タイヤサイズ(後) | 3.60-14-4PR | ||
価格(円) | 145,000 |
1981 | RM80
ボア×ストロークを変更してポテンシャルアップ
ボア×ストロークを前モデルの49mm×44mmから48mm×44mmに変更して、最高出力を17PSから19PSに向上させた。また、この後の1983年モデルではエンジンを水冷化し、最高出力は22.5PSへとさらにパワーアップした。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 1,775 |
全幅 | 750 | ||
全高 | 980 | ||
軸間距離(mm) | 1,200 | ||
車両重量(kg) | 66 | ||
エンジン | エンジン種類 | 空冷2サイクル単気筒 | |
総排気量(cc) | 79 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 48×44 | ||
最高出力 | 19ps/11500rpm | ||
最大トルク | 1.23kgm/11000rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 2.75-16-4PR | ||
タイヤサイズ(後) | 4.10-14-4PR | ||
価格(円) | 155,000 |
1986 | RM80
フロントにディスクブレーキを採用して戦闘力をアップ
ボア×ストロークを前モデルの48mm×44mmから46.5mm×46.8mmにスクウェア化した水冷2サイクル80ccパワーリードバルブエンジンを搭載。最高出力は22.5PSから23.5PSに向上した。フロントにディスクブレーキを新たに採用し、制動力と操作性を一段と向上させた。フレームは新設計で、ハイテンションスチール製の楕円パイプを採用し、足の接触性を円滑にするとともにフレーム剛性を高めた。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 1,800 |
全幅 | 735 | ||
全高 | 1,080 | ||
軸間距離(mm) | 1,240 | ||
車両重量(kg) | 62 | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷2サイクル単気筒 | |
総排気量(cc) | 79 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 46.5×46.8 | ||
最高出力 | 23.5ps/12500rpm | ||
最大トルク | 1.37kgm/11000rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 70/100-17-40M | ||
タイヤサイズ(後) | 90/100-14-49M | ||
価格(円) | 23,0000 |
1995 | RM80/RM80L
ラージホイールを採用したRM80シリーズの本命
前年モデルのフロント17インチ、リヤ14インチのスモールホイール仕様に対して、フロント19インチ、リヤ16インチの大径ホイールを装備したラージホイール仕様を追加設定した。ホイールの大径化に合わせて、フロントフォークとスイングアームを延長。これによりベースマシンのトータルバランスを崩すことなく、走破性、安定性、トラクション性能を飛躍的に向上させ、ワンクラス上の走りを可能とした。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 1,805[1,895] |
全幅 | 735[750] | ||
全高 | 1,100[1,160] | ||
軸間距離(mm) | 1,240[1,280] | ||
車両重量(kg) | 64[66] | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷2サイクル単気筒 | |
総排気量(cc) | 79 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 46.5×46.8 | ||
最高出力 | 27ps/12000rpm | ||
最大トルク | 1.65kgm/10500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 70/100-17-40M[70/100-19-42M] | ||
タイヤサイズ(後) | 90/100-14-49M[90/100-16-52M] | ||
価格(円) | [289,000] |
2002 | RM85/RM85L
85ccに排気量アップして、レギュレーション対応
FIM(国際モーターサイクリズム連盟)のレギュレーション変更に対応して、ボア×ストロークを46.5mm×46.8mmから48mm×46.8mmに変更して85ccへと排気量をアップした。また、スズキとしてはこのクラス初となる倒立フロントフォークを採用。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 1,805[1,895] |
全幅 | 735 | ||
全高 | 1,100[1,165] | ||
軸間距離(mm) | 1,240[1,280] | ||
車両重量(kg) | 65[69] | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷2サイクル単気筒 | |
総排気量(cc) | 84.7 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 48×46.8 | ||
最高出力 | 22.0kW(29.9ps)/12000rpm | ||
最大トルク | 17.6Nm(1.79kgm)/11000rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 70/100-17-40M[70/100-19-42M] | ||
タイヤサイズ(後) | 90/100-14-49M[90/100-16-52M] | ||
価格(円) | - |