2004 | RM-Z250
当社初の4サイクルモトクロッサー
川崎重工業株式会社と共同開発した、当社初となる4サイクルモトクロッサー。250cc 4サイクル単気筒DOHC 4バルブエンジンを搭載。当社の長年にわたるモトクロッサー開発の経験と技術を新4サイクルエンジンに凝縮し、戦闘力を高めた。エンジン各部にマグネシウムやアルミニウム、チタンを採用するなど、徹底的に軽量化を図っている。また、スリムなクロームモリブデン鋼製ダブルメインチューブフレーム、新設計のリヤサスペンションリンケージシステム、特別設計のリムやタイヤなども軽量化に貢献した。車体のスリム化によって体重移動がしやすくなり、ライディングポジションの自由度が増したのも特長。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,170 |
全幅 | 840 | ||
全高 | 1,270 | ||
軸間距離(mm) | 1,475 | ||
車両重量(kg) | 92.5 | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル単気筒 | |
総排気量(cc) | 249 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 77.0 X 53.6 | ||
最高出力 | 31.6kW(43.0ps)/11000rpm | ||
最大トルク | 28.7Nm(2.93kgm)/8500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 80/100-21M/C 51M | ||
タイヤサイズ(後) | 100/90-19M/C 57M | ||
価格(円) | 560,000 |
2007 | RM-Z250
勝つマシンを目指し、細部まで新開発したモトクロッサー
エンジン、車体ともにすべて新設計とした。250cc 4サイクル水冷単気筒DOHC 4バルブエンジンは、燃焼室の見直しを徹底的に行い、中高速域の出力と、トルクを増加させることに成功した。フレームは、軽量かつ高剛性なツインスパーデザインのアルミフレームを採用した。また、サスペンション性能を高めるために新設計のサスペンション・リンクを採用。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,165 |
全幅 | 830 | ||
全高 | 1,260 | ||
軸間距離(mm) | 1,465 | ||
車両重量(kg) | 92 | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル単気筒 | |
総排気量(cc) | 249 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 77.0 X 53.6 | ||
最高出力 | 32.1kW(43.7ps)/11000rpm | ||
最大トルク | 30.1Nm(3.1kgm)/8500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 80/100-21 | ||
タイヤサイズ(後) | 100/90-19 | ||
価格(円) | 630,000 |
2010 | RM-Z250
フューエルインジェクション化により始動性や加速性能を向上
RM-Z450に続き、フューエルインジェクションシステムを新採用し、スロットルレスポンス、全域での出力特性、加速性能、始動性などを高めた。また、付属のカプラーを取り換えることで、3種類のフューエルインジェクションマップ(燃料薄目・標準・濃目)の切り替えを可能としたため、さまざまなコース状況への適応性が高まった。さらに、アルミフレームやスイングアームなどの剛性バランスの最適化、サスペンションの見直しを通じて、操縦性と路面追従性を高めた。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,170 |
全幅 | 830 | ||
全高 | 1,270 | ||
軸間距離(mm) | 1,475 | ||
車両重量(kg) | 104.5 | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル単気筒 | |
総排気量(cc) | 249 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 77.0 X 53.6 | ||
最高出力 | 32.8kW(44.6ps)/11500rpm | ||
最大トルク | 29.4Nm(3.0kgm)/9000rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 80/100-21 | ||
タイヤサイズ(後) | 100/90-19 | ||
価格(円) | 724,500 |
2019 | RM-Z250
走る、曲がる、止まるが高度にバランスしたモトクロッサー
エアクリーナアウトレットからインテークポートまでの吸入系の流れをストレート化するとともに、ツインインジェクターを採用したことによって全域で燃焼を改善。また、テーパ形状のエキゾーストパイプ採用も相まって、中・高速域の出力向上と低開度のコントロール性向上を同時に実現した。新設計のフレームとスイングアームは、前年モデルと比較して軽量化しながらも同等以上の剛性を確保し、走行安定性とショック吸収性を向上させた。また、シートレール幅を狭くするとともに、シート形状・硬さを最適化したことで、走行中の体重移動がしやすくなり、戦闘力が向上した。2018年RM-Z450を踏襲した外観デザインは、フロントフェンダーからラジエターシュラウドに流れるストレートラインが特徴で、アグレッシブかつスピード感を表すものとなった。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,185 |
全幅 | 835 | ||
全高 | 1,255 | ||
軸間距離(mm) | 1,485 | ||
車両重量(kg) | 106 | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル単気筒 | |
総排気量(cc) | 249 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 77.0 X 53.6 | ||
最高出力 | 未公表 | ||
最大トルク | 未公表 | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 80/100-21 51M | ||
タイヤサイズ(後) | 100/90-19 57M | ||
価格(円) | 761,400 |