1985年に発売したVS750の兄貴分。エンジンは新設計の1400cc 4サイクル油空冷V型2気筒SOHC 3バルブで、ビッグツインクルーザーに相応しい最高出力66.6PS、最大トルク11kg-mを発揮した。ハンドルバー内部を通したワイヤリングハーネス、目立たないようにカバーしたボルトナット類などによって外観をできるだけシンプルにした。また、エンジン部品から車体部品に至るまでクロームメッキパーツを多用して、細部に至るまで徹底して外観のクオリティを追求した。これらの各パーツを流れるように配置することで「ロー＆リーン」を演出した。また、油圧式バルブアジャスターやシャフトドライブ機構の採用によって、静粛さとローメンテナンスを可能にした。