1. トップページ
  2. 二輪車メイン
  3. 二輪車車種紹介

1970 | ハスラー90

モトクロッサーとしても活用できるスクランブラー

ハスラー90

オフロードでの走行を主眼に設計し、そのままでレースに出場できる本格的なモトクロス仕様と性能を有したマシン。強靱きょうじんなダブルクレードル型パイプフレームに90ccロータリーバルブ吸気エンジンを搭載。最大出力10PSを発揮するなど低回転から強い力を発生できたため初心者のレジャー用にも適していた。潤滑方式にはCCIを、始動にプライマリーキック式を採用。フロントフォークはクッションストロークの長いセリアーニタイプとした。また、専用のモトクロッサーキットパーツをそろえ、コースに適した性能のモトクロッサーに改造することもできた。なお、モトクロスがブームとなっていた1970年に、スズキでは全国10か所以上でモトクロス場の建設を進めた。

寸法・重量 寸法(mm) 全長 1,835
全幅 830
全高 1,060
軸間距離(mm) 1,210
車両重量(kg) 89.5(乾燥)
エンジン エンジン種類 空冷2サイクル単気筒 ロータリーバルブ
総排気量(cc) 89
ボア(mm)×ストローク(mm) 47×51.8
最高出力 10ps/8000rpm
最大トルク 0.9kgm/7000rpm
変速機形式 常時噛合式5段リターン
タイヤサイズ(前) 2.75-18-4PR
タイヤサイズ(後) 2.75-18-4PR
価格(円) 98,000

1973 |ハスラー90

中間車種人気に応えてモデルチェンジ

ハスラー90

新設計90cc 2サイクル単気筒エンジンは、CCISの潤滑システムや放熱性の良いアルミシリンダー、上り坂や低速走行時に鋭い力を発揮するディスクロータリーバルブの採用などにより、連続走行でも粘り強い耐久力を発揮。始動の楽なプライマリーキックも採用した。フレームは新設計セミダブルクレードル方式として剛性を確保。レーサータイプの細身なフューエルタンクと、たくましいダウンマフラーの採用により精悍なスタイルとなった。

寸法・重量 寸法(mm) 全長 2,000
全幅 850
全高 1,060
軸間距離(mm) 1,245
車両重量(kg) 90(乾燥)
エンジン エンジン種類 空冷2サイクル単気筒 ロータリーバルブ
総排気量(cc) 89
ボア(mm)×ストローク(mm) 47×51.8
最高出力 10ps/7500rpm
最大トルク 0.97kgm/6500rpm
変速機形式 常時噛合式5段リターン
タイヤサイズ(前) 2.75-19-4PR
タイヤサイズ(後) 3.00-18-4PR
価格(円) 112,000

1981 |ハスラー80

オンでもオフでも操りやすい軽快なハスラー

ハスラー80

エンジンは80ccながらパワーリードバルブを採用したことにより、最高出力9.4PSを発揮。点火が確実なPEIの採用も相まって、低速から高速まで安定した出力が得られた。組み合わせたミッションはシフトフィーリングが確実な5段。走破性と乗り心地を追求した前後サスペンションや、軽く丈夫なセミダブルクレードルフレーム、強度と剛性に優れた角型スイングアームなども走りの軽快さをサポートした。

寸法・重量 寸法(mm) 全長 2,060
全幅 830
全高 1,075
軸間距離(mm) 1,260
車両重量(kg) 81.2(乾燥)
エンジン エンジン種類 空冷2サイクル単気筒 ピストンバルブ、リードバルブ併用
総排気量(cc) 79
ボア(mm)×ストローク(mm) 49×42
最高出力 9.4ps/8000rpm
最大トルク 0.86/7500rpm
変速機形式 常時噛合式5段リターン
タイヤサイズ(前) 2.50-19-4PR
タイヤサイズ(後) 3.00-17-4PR
価格(円) 148,000