1971 | ハスラー50
ハスラーシリーズの最小モデル、50cc本格的スクランブラー

パイプバックボーンフレームに、セリアーニタイプのフロントフォーク、5段ミッションを採用した本格的なスクランブラー。最高出力6PSを発揮する50cc 2サイクル単気筒エンジンを搭載。最大トルクは0.52kg-mでスクランブラーに欠かせない粘り強さを発揮した。専用のモトクロッサーキットパーツを用意したため、完全なモトクロッサーに改造することもできた。このハスラー50の発売によってハスラーシリーズは50cc〜250ccまでをラインアップ化した。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 1,800 |
全幅 | 830 | ||
全高 | 990 | ||
軸間距離(mm) | 1,185 | ||
車両重量(kg) | 69.5(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 空冷2サイクル単気筒 ロータリーバルブ | |
総排気量(cc) | 49 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 41×37.8 | ||
最高出力 | 6ps/8500rpm | ||
最大トルク | 0.52kgm/7500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 2.25-17-4PR | ||
タイヤサイズ(後) | 2.50-17-4PR | ||
価格(円) | 75,000 |
1980 |ハスラー50
よりパワーアップした新馬のような50ccハスラー

世界GPモトクロスレースを勝ち抜いてきた技術を満載。当社独自のパワーリードを採用した50cc 2サイクル単気筒エンジンは最大出力6.7PSを発揮。低速から高速までスムーズな回転と安定したトルクを実現した。大型冷却フィンを備えた直立タイプのアルミシリンダーを採用したことによって長時間のオフロード走行にも耐えた。後輪サスペンションは前傾倒立型リヤサスペンションとすることでストロークを確保。また、優れたグリップ力を発揮する前輪19インチ、後輪17インチの大径ブロックパターン・セミノビータイヤも採用した。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 1,905 |
全幅 | 795 | ||
全高 | 1,055 | ||
軸間距離(mm) | 1,210 | ||
車両重量(kg) | 74.5(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 空冷2サイクル単気筒 ピストンバルブ、リードバルブ併用 | |
総排気量(cc) | 49 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 41×37.8 | ||
最高出力 | 6.7ps/8500rpm | ||
最大トルク | 0.59kgm/7500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 2.50-19-4PR | ||
タイヤサイズ(後) | 3.00-17-4PR | ||
価格(円) | 133,000 |
1983 |ハスラー50
オフロードへの本格的入門車

RMシリーズなどで実績のある50cc 2サイクル水冷単気筒エンジンを搭載。パワーリードバルブの採用によって低・中速域での粘り強さが増し、水冷化によって連続走行中の熱による性能低下を防止し耐久性と静粛性が一段と向上した。また、角形パイプ製スイングアームを採用したフルフローターサスペンション、ロングストロークの前後サスペンション、フロント21インチ大径タイヤの採用などにより、走破性を向上させた。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,045 |
全幅 | 810 | ||
全高 | 1,115 | ||
軸間距離(mm) | 1,315 | ||
車両重量(kg) | 77(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷2サイクル単気筒 ピストンバルブ、リードバルブ併用 | |
総排気量(cc) | 49 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 41×37.8 | ||
最高出力 | 7.2ps/8000rpm | ||
最大トルク | 0.66kgm/7500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 2.50-21-4PR | ||
タイヤサイズ(後) | 3.00-18-4PR | ||
価格(円) | 175,000 |