1988 | DR750S輸出車
750ccビッグシングルエンジンを搭載した、デザートエクスプレス
ラリー用ファクトリーマシンDR-Zetaのレプリカモデル。厳しいレースを戦ったノウハウを生かして開発した、タフさと信頼性を備えたマシン。エンジンは軽量コンパクトでメンテナンス性の良い750cc 4サイクル油冷単気筒SOHC 4バルブを採用。ビッグシングルに対して2つのキャブレターで混合気を供給する、画期的なデュアルスリングショットキャブレターを装備。低中速から高速域まで充分なトルクとクイックレスポンスを実現した。設計段階から徹底した車体の軽量コンパクト化と低重心化を図ったことで、優れた高速安定性とラフロード走破性が両立できた。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,255 |
全幅 | 945 | ||
全高 | 1,295 | ||
軸間距離(mm) | 1,510 | ||
車両重量(kg) | 179(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 油空冷4サイクル単気筒 SOHC4バルブ | |
総排気量(cc) | 727 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 105×84 | ||
最高出力 | 52ps/6,600rpm | ||
最大トルク | 5.9kgm/5,500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 90/90-21 | ||
タイヤサイズ(後) | 130/80-17 | ||
価格(円) | - |
1990 |DR800S輸出車
排気量を800ccにして、さらに戦闘力が増したオフローダー
ピストンストロークを6mm長くし、排気量を52cc大きくしてエンジン性能に余裕を持たせた。DR800Sベースのラリー参戦マシン・DR-Zetaでは、モトクロス世界選手権125ccクラスチャンピオンを3年連続(1975~1977年)で獲得したガストン・ライエを起用して、パリ-ダカールラリーに参戦した。外観デザインはDR750Sと変わらず、フューエルタンク前方からヘッドライトの先へと延びるカバーは鳥のくちばしを思わせる特有の形状をしていた。この他車にはないデザインが人気を博し、V-Strom1000( 2014年)、650( 2017年)、250(2017年)に受け継がれている。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,255 |
全幅 | 945 | ||
全高 | 1,295 | ||
軸間距離(mm) | 1,510 | ||
車両重量(kg) | 185(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 油空冷4サイクル単気筒 SOHC4バルブ | |
総排気量(cc) | 779 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 105×90 | ||
最高出力 | 52.5ps/7,000rpm | ||
最大トルク | 6.06kgm/5,500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 90/90-21 | ||
タイヤサイズ(後) | 130/80-17 | ||
価格(円) | - |