1999 | Hayabusa(GSX1300R)輸出車
究極のスポーツバイクを構想して開発

鎧兜をモチーフとし、高い空力特性とライダーへの防風効果を徹底的に追求した独特のデザインとした。ヘッド位置を低く抑え、空力特性に優れたアルミツインスパーフレームを採用したコンパクトなボディーに、サイドカムチェーン式の直列4気筒1300ccDOHCエンジンを搭載。高い放熱性と耐摩耗性を持つSCEMシリンダー、2ステージインジェクション、SRADラムエアーシステムなどの最新技術を投入した。「アルティメット スポーツ」(公道における、究極のスポーツバイク)というコンセプトとともに、当社のフラッグシップマシンとして世界中で好評を得た。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,140 |
全幅 | 740 | ||
全高 | 1,155 | ||
軸間距離(mm) | 1,485 | ||
車両重量(kg) | 215(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ | |
総排気量(cc) | 1,298 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 81×63 | ||
最高出力 | 128.7kW(175ps)/9800rpm | ||
最大トルク | 138.2Nm(14.1kgm)/7000rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 120/70ZR17 | ||
タイヤサイズ(後) | 190/50ZR17 | ||
価格(円) | - |
2008 | Hayabusa (GSX1300R)輸出車
初のフルモデルチェンジとともに排気量を拡大

基本的な構造は変更していないが、エンジンのストロークを2mm延長し、排気量を1298ccから1340ccに拡大。最高出力を197PSにまでパワーアップした。SDTV、ツインフューエルインジェクター、チタン製吸排気バルブ、高速道路などの中・長距離走行から街乗りまでライダーの好みに応じて出力特性を3つのモードから選択できるS-DMSを新たに導入した。車体の風洞試験の際、通常のライディングポジションに加え、カウリングにライダーの体が完全に入り込んだポジションでも試験し、ライダーへの防風効果や空力特性をより高めた。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,190 |
全幅 | 735 | ||
全高 | 1,165 | ||
軸間距離(mm) | 1,480 | ||
車両重量(kg) | 220(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ | |
総排気量(cc) | 1,339 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 81×65 | ||
最高出力 | 145kW(197ps)/9500rpm | ||
最大トルク | 155Nm(15.8kgm)/7200rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 120/70ZR17M/C(58W) | ||
タイヤサイズ(後) | 190/50ZR17M/C(73W) | ||
価格(円) | - |
2014 | 隼(ハヤブサ)
欧州仕様と同等の性能を発揮する日本仕様車を発売

海外で支持を得てきた隼の日本仕様。国内の認証基準に適合させながら、欧州仕様と同じ最高出力 145kW(197PS)、最大トルク155Nm(15.8kgm)を発揮する1300cc水冷4サイクル直列4気筒エンジンを搭載した。海外仕様と同様にS-DMSを搭載したほか、前輪ブレーキには高い制動力を発揮するモノブロックラジアルマウントキャリパーを採用し、ABSも装備した。また、国内の二輪車では初めてETC車載器を標準装備した。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,190 |
全幅 | 735 | ||
全高 | 1,165 | ||
軸間距離(mm) | 1,480 | ||
車両重量(kg) | 266(装備) | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ | |
総排気量(cc) | 1,339 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 81×65 | ||
最高出力 | 145kW(197ps)/9500rpm | ||
最大トルク | 155Nm(15.8kgm)/7200rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 120/70ZR17M/C(58W) | ||
タイヤサイズ(後) | 190/50ZR17M/C(73W) | ||
価格(円) | 1,609,200 |
2021 | Hayabusa(ハヤブサ)
高い空力特性を持つ独特のデザインや優れた走行性能を誇るスズキのフラッグシップモデル

初代から続く開発コンセプト「Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)」のもと、高い空力特性を持つ独特のデザインや優れた走行性能をさらに進化。
流麗なフォルムに大胆な面使いと前傾姿勢でシャープかつエッジの効いたスタイリングを採用した。ボディーカラーはフロントフェイス左右にある吸気口、ボディー側面、リヤまわりに車体色とは異なるアクセントカラーを用いたツートーンカラーとした。また、吸気口の縁にはポジションライト組込型ターンシグナルをスズキ二輪車として初採用した。
1,339cm3 直列4気筒エンジンは、電子制御スロットルの採用や吸排気の機構変更などにより、低中速域における出力とトルクを向上しながら、空力特性の追求によって高速性能を落とすことなく、欧州や国内の新しい排ガス規制に対応した。
新搭載の電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)には、出力特性、トラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなど5つの制御を設定パターンから選択できるSDMS-α(スズキドライブモードセレクターアルファ)を採用したほか、設定速度を超えないようにするスピードリミッターを二輪車で世界初採用した。各種の電子制御のモード数を多く設定することで、街乗りからツーリング、サーキットまでの様々な走行シーンやユーザーの好み、技量に対応できるようにした。
国内で販売するHayabusaは、欧州と同じ仕様、装備に加え、専用装備としてツーリング時の利便性を高めるETC2.0車載器を標準装備。また、お客様の好みに応じて外装色の組み合わせや前後ホイールのカラーを選択できる「カラーオーダープラン」をスズキとして初めて設定した。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,180 |
全幅 | 735 | ||
全高 | 1,165 | ||
軸間距離(mm) | 1,480 | ||
車両重量(kg) | 264(装備) | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ | |
総排気量(㎤) | 1,339 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 81.0×65.0 | ||
最高出力 | 138kW(188PS)/9,700rpm | ||
最大トルク | 149N・m(15.2kgf・m)/7,000rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 120/70ZR17M/C(58W) | ||
タイヤサイズ(後) | 190/50ZR17M/C(73W) | ||
価格(円) | 2,156,000 |