1969 | T350
6段変速を採用した高速ツーリングタイプのパラレルツイン

操縦安定性を向上させるために強化されたダブルクレードルフレームに2サイクルエンジン技術の粋を集めた350cc 2サイクル空冷2気筒エンジンを搭載。最高出力33.5PSを発揮した。連続フルスロットルで走ることを標準に設計したため、冷却効率のよい大型のシリンダーフィンを採用。また、車速に応じた適正回転を保つとともに、高出力を理想的に引き出せる6段ミッションを組み合わせた。当時、6段ミッションは市販車で当社のみが採用したハイメカニズムであった。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 1,990 |
全幅 | 870 | ||
全高 | 1,070 | ||
軸間距離(mm) | 1,290 | ||
車両重量(kg) | 141(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 空冷2サイクル並列2気筒 | |
総排気量(cc) | 315 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 61×54 | ||
最高出力 | 33.5ps/8000rpm | ||
最大トルク | 3.13kgm/7500rpm | ||
変速機形式 | 6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 3.00-18-4PR | ||
タイヤサイズ(後) | 3.25-18-4PR | ||
価格(円) | 195,000 |
1971 | GT350
TシリーズからGTシリーズとなった350ccマシン

350cc 2サイクル空冷2気筒エンジンは最高出力33.5PS、最大トルク3.13kg-mを発揮。6段ミッションと組み合わせ、走行条件に応じてエンジンのパワーをフルに引き出せるようにした。ダウンマフラー、15Lの大容量フューエルタンク、クロームメッキフェンダーなど、GT500と同様に二輪車デザインのポイントを押さえたスタイリングとした。その他、各スイッチをすべて左手手もとにまとめ、スピーディーな操作を可能とした。シートはゆったりとしたロングシートとし、2人乗りにも向いていた。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,300 |
全幅 | 870 | ||
全高 | 1,130 | ||
軸間距離(mm) | 1,300 | ||
車両重量(kg) | 154 | ||
エンジン | エンジン種類 | 空冷2サイクル並列2気筒 | |
総排気量(cc) | 315 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 61×54 | ||
最高出力 | 33.5ps/8000rpm | ||
最大トルク | 3.13kgm/7500rpm | ||
変速機形式 | 6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 3.00-18-4PR | ||
タイヤサイズ(後) | 3.50-18-4PR | ||
価格(円) | 205,000 |