1978 | GS1000輸出車
GS750をベースに開発した当社初のリッターバイク

GS750のエンジンと車体の基本レイアウトをベースとして開発したマシンで、当社初のリッターバイク。4サイクル空冷直列4気筒DOHC 2バルブエンジンを搭載し、最高出力は87PSを発揮した。軽量ながら高剛性なフレームとするために大径で薄肉のパイプを採用したほか、キックスターターを廃止するなど徹底的に軽量化を図った。その結果、車両重量を234kgに抑えることができた。発売を開始した1978年、AMAデイトナレースに出走したヨシムラ・スズキのGS1000がデビューウィンを果たした。さらに、7月の第1回鈴鹿8時間耐久レースでも勝利し、GS1000の高いポテンシャルが証明された。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,340 |
全幅 | 755 | ||
全高 | 1,145 | ||
軸間距離(mm) | 1,505 | ||
車両重量(kg) | 234(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 空冷4サイクル直列4気筒 DOHC2バルブ | |
総排気量(cc) | 997 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 70×64.8 | ||
最高出力 | 87ps/8000rpm | ||
最大トルク | 8.5kgm/6000rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 3.50-19 | ||
タイヤサイズ(後) | 4.50-17 | ||
価格(円) | - |
1980 | GSX1100E輸出車
GSX1100S KATANAのベースとなったマシン

GS1000の後継モデルとして誕生。エンジン性能を向上するためにDOHC 4バルブ化した。また、剛性・強度の高い一体式クランクシャフトやTSCCを採用したことも相まって、最高出力105PSを達成した。GS1000がオーソドックスなデザインだったのに対して、ヘッドランプを四角い大型のものにしたり、フューエルタンクやメーターまわりにボリュームを持たせるなど、堂々たるデザインとした。その後、このGSX1100Eをベースに、画期的なデザインを取り入れたGSX1100S KATANAが生まれた。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,255 |
全幅 | 760 | ||
全高 | 1,190 | ||
軸間距離(mm) | 1,520 | ||
車両重量(kg) | 266(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 空冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ | |
総排気量(cc) | 1,074 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 72×66 | ||
最高出力 | 100ps/8700rpm | ||
最大トルク | 8.7kgm/6500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 3.50-19 | ||
タイヤサイズ(後) | 4.50-17 | ||
価格(円) | - |