1980 ｜ GSX400E
TSCCを採用したハイパフォーマンスマシン
GSX400シリーズの最初に登場したモデルで、GS400シリーズの最終型となるGS400E-2の代替車種に当たる。エンジンは400cc4サイクル2気筒DOHCで、TSCCの採用によって最高出力44PS、最大トルク3.7kg-mを発揮した。フロントフォークにはGPマシンのRGB500で立証されたANDF をGSX750Eとともに世界で初めて採用した。その後、1981年にはマイナーチェンジを行い、フロントブレーキをダブルディスク化したほか、偏平タイヤを採用した。
| 寸法・重量 | 寸法（mm） | 全長 | 2,075 |
| 全幅 | 755 | ||
| 全高 | 1,075 | ||
| 軸間距離（mm） | 1,385 | ||
| 車両重量（kg） | 171.3(乾燥) | ||
| エンジン | エンジン種類 | 空冷4サイクル並列2気筒 DOHC4バルブ | |
| 総排気量（cc） | 399 | ||
| ボア（mm）×ストローク（mm） | 67×56.6 | ||
| 最高出力 | 44ps/9500rpm | ||
| 最大トルク | 3.7kgm/8000rpm | ||
| 変速機形式 | 常時嚙合式6段リターン | ||
| タイヤサイズ（前） | 3.00S18-4PR | ||
| タイヤサイズ（後） | 3.50S18-4PR | ||
| 価格（円） | 345,000 | ||
1982 ｜ GSX400E KATANA
KATANAスタイルを踏襲したスポーツモデル
GSX400EのTSCCを採用した400cc4サイクル2気筒DOHCエンジンや6速ミッション、フレーム、ANDFなどの構成はそのままに、外装を一新。KATANAシリーズの流れをくむデザインを国内400ccモデルで実現した。フューエルタンク容量は16Lとし長距離走行を一層有利にした。
| 寸法・重量 | 寸法（mm） | 全長 | 2,105 |
| 全幅 | 755 | ||
| 全高 | 1,095 | ||
| 軸間距離（mm） | 1,415 | ||
| 車両重量（kg） | 172.9(乾燥) | ||
| エンジン | エンジン種類 | 空冷4サイクル並列2気筒 DOHC4バルブ | |
| 総排気量（cc） | 399 | ||
| ボア（mm）×ストローク（mm） | 67×56.6 | ||
| 最高出力 | 44ps/9500rpm | ||
| 最大トルク | 3.7kgm/8000rpm | ||
| 変速機形式 | 常時嚙合式6段リターン | ||
| タイヤサイズ（前） | 3.60S18-4PR | ||
| タイヤサイズ（後） | 4.10S18-4PR | ||
| 価格（円） | 409,000 | ||
1992 ｜ GSX400S KATANA
KATANAオリジナルデザインを忠実に再現した400cc
デザインのベースは当時でも根強い人気を誇ったGSX1100S KATANA（1981年発売）。オリジナルデザインを正確に再現しつつ、エンジンや足まわりなどに最新の技術を導入した。新設計の4サイクル水冷4気筒DOHCエンジンはトルク重視型で、中･低速を重視したセッティングとし市街地などでの乗りやすさを優先した。水冷式のエンジンながら、空冷式のような冷却フィンをシリンダーヘッドとシリンダーに設けて造形的な美しさに配慮したのも特長。そのほかリザーバータンク付リヤサスペンション、大径ディスクブレーキ、ワイドタイヤなどを装備して、安定した制動力と走りを可能にした。
| 寸法・重量 | 寸法（mm） | 全長 | 2,060 |
| 全幅 | 700 | ||
| 全高 | 1,150 | ||
| 軸間距離（mm） | 1,430 | ||
| 車両重量（kg） | 182(乾燥） | ||
| エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ | |
| 総排気量（cc） | 399 | ||
| ボア（mm）×ストローク（mm） | 52×47 | ||
| 最高出力 | 53ps/10500rpm | ||
| 最大トルク | 3.8kgm/9500rpm | ||
| 変速機形式 | 常時嚙合式6段リターン | ||
| タイヤサイズ（前） | 100/80-18 53H | ||
| タイヤサイズ（後） | 140/70-17 66H | ||
| 価格（円） | 659,000 | ||