1981 | GSX400F
400cc・4気筒で初めて1気筒4バルブを実現

TSCCを採用した400cc4サイクル4気筒DOHCエンジンを搭載。小径ボアでは至難とされていた1気筒4バルブを初めて実現した。ボディーカラーを鮮やかな2トーンとしてイメージアップを図ったのも特長。さらにANDF をダブルで装着したほか、フロントをダブル、リヤをシングルとしたディスクブレーキを採用するなど、スポーツ性を向上させるメカニズムや装備を採用した。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,105 |
全幅 | 750 | ||
全高 | 1,140 | ||
軸間距離(mm) | 1,415 | ||
車両重量(kg) | 175(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 空冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ | |
総排気量(cc) | 398 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 53×45.2 | ||
最高出力 | 45ps/10000rpm | ||
最大トルク | 3.5kgm/8500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 3.25S19-4PR | ||
タイヤサイズ(後) | 3.75S18-4PR | ||
価格(円) | 430,000 |
1983 | GSX400FW
トータルパフォーマンスを限りなく追求したインライン・フォア

新開発の水冷4サイクル4気筒DOHCエンジンを搭載。TSCCの採用も相まって50PS(2型は59PS)のハイパワーと、抜群の低燃費特性を発揮した。フレームは強度・剛性に優れた角形パイプ・丸形パイプ併用のダブルクレードルとし、アルミ製角形パイプ・スイングアームなどとともに大幅な軽量化を実現。足まわりは乗り心地と操縦安定性を向上させるためフロントにセミエア・サスペンション、16インチホイール、ANDF など、リヤにはフルフローターサスペンションを採用。外観はハーフフェアリング(ミニフェアリング仕様も設定)と新型キャストホイールが際立った。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,110 |
全幅 | 735 | ||
全高 | 1,230 | ||
軸間距離(mm) | 1,435 | ||
車両重量(kg) | 178(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ | |
総排気量(cc) | 398 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 53×45.2 | ||
最高出力 | 50ps/10500rpm | ||
最大トルク | 3.6kgm/8500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 100/90-16 54S | ||
タイヤサイズ(後) | 110/90-18 61S | ||
価格(円) | 559,000 |
1988 | GSX400F
流麗なサーフェスラインをまとう、新次元のツーリングマシン

ロングツーリングやタンデム走行に適したツーリングタイプのマシン。滑らかな曲面で構成したフルカバード・ボディーを採用し、走行中の空気抵抗やエンジンの熱対策を考慮。エンジンや足まわりにはGSX—R400で実証されたスリングショット・キャブや、SPESなどの技術を豊富に盛り込みつつ、ロングツーリングを重視したセッティングとした。ニューリンク式フルフローターリヤサスペンション、DPBS、新設計のダブルクレードル・フレームなども相まって高い走行性能を実現した。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,110 |
全幅 | 700 | ||
全高 | 1,145 | ||
軸間距離(mm) | 1,430 | ||
車両重量(kg) | 183(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ | |
総排気量(cc) | 398 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 56×40.4 | ||
最高出力 | 59ps/12000rpm | ||
最大トルク | 3.9kgm/10000rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 110/80-17 57H | ||
タイヤサイズ(後) | 140/80-17 69H | ||
価格(円) | 619,000 |
1993 | RF400R
スポーツ性も兼ね備えた新基準のツアラー

輸出仕様のRF600Rと同時開発した車体部品共通の兄弟車。ロングツーリングやタンデム走行の機会が多いユーザーのために設定。空力特性を考慮したフルカバード・ボディー、疲れを軽減する大型シートや、バンディット400のエンジンをベースに低・中速走行重視のセッティングにしたエンジンなどにより、ツーリングタイプのマシンに求められる快適性を追求した。吸気系にスリングショットキャブレターを採用し、エンジンの加速性能の向上を図るとともに、リンク式リヤサスペンション、新設計のスチールプレスフレームなどを採用し、高い走行性能も実現した。1994年には、VC仕様を追加した。
寸法・重量 | 寸法(mm) | 全長 | 2,115 |
全幅 | 720 | ||
全高 | 1,180 | ||
軸間距離(mm) | 1,430 | ||
車両重量(kg) | 185(乾燥) | ||
エンジン | エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ | |
総排気量(cc) | 398 | ||
ボア(mm)×ストローク(mm) | 56×40.4 | ||
最高出力 | 53ps/11000rpm | ||
最大トルク | 3.8kgm/9500rpm | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
タイヤサイズ(前) | 120/70R17 58H | ||
タイヤサイズ(後) | 160/60R17 69H | ||
価格(円) | 649,000 |