2019年1月17日
スズキ株式会社は、アドレス110について、下記の改善対策を国土交通省に届け出いたしました。
ご愛用の皆さまには、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、お知らせのダイレクトメール、またはスズキ販売店等からご案内させていただきますので、お早めに最寄りのスズキ販売店へご連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。
| 改善対策開始日 | 平成31年1月18日 |
|---|---|
| 不具合の内容 | クランクシャフトの発電機ロータ取付部のテーパ加工が不適切なため、当該クランクシャフトと発電機ロータが正しく嵌合していないものがあります。そのため、エンジン回転時にクランクシャフトの発電機ロータ位置決めキー溝に過大な荷重がかかり、最悪の場合、クランクシャフトが破損し、走行中にエンストに至るおそれがあります。 |
| 改善の内容 | 全車両、クランクシャフトの発電機ロータ取付部(テーパ部)表面の摩耗を点検し、許容以上の摩耗が認められる場合は、クランクシャフトを良品に、発電機ロータを新品に交換します。 摩耗が許容内である場合は、テーパ形状を測定し、テーパ形状が不適切なものは、発電機ロータをクランクシャフトのテーパ形状に合わせた対策品に交換します。なお、車台番号によりクランクシャフトのテーパ形状が不適切であることが明白な車両は、テーパ形状測定を行わず、発電機ロータを対策品に交換します。 |
| 車名 | 型式 | 通称名 | 改善対策対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 及び製作期間 |
改善対策対象車の台数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| スズキ | EBJ-CE47A | アドレス110 | CE47A-103377~CE47A-107092 平成27年 6月19日~平成28年4月12日 |
2,223 | |
| CE47A-118196~CE47A-131400 平成28年7月13日~平成29年8月28日 |
9,096 | ||||
| 2BJ-CE47A | CE47A-131934~CE47A-135011 平成30年4月16日~平成30年10月23日 |
26 | |||
| 合計 | 計11,345台 | ||||
| 車名 | 型式 | 通称名 | 改善対策対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲 | 改善対策対象車の台数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| スズキ | EBJ-CE47A | アドレス110 | CE47A-100600~CE47A-130677 | 68 | |
| 合計 | 計68台 | ||||
【注意事項】上記改善対策対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。
| 対象の製品名 | 部品番号 | 対象部品の出荷期間 | 対象数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| クランクシャフトアッシ | 12200-09JB0 12200-09JD0 12200-09JD1 |
平成27年5月5日~平成30年3月7日 | 108 | |
| 合計 | 計108個 | |||
交換修理用部品が組み付けられた車両は、同様の改善を実施します。

クランクシャフトの発電機ロータ取付部のテーパ加工が不適切なため、当該クランクシャフトと発電機ロータが正しく嵌合していないものがあります。そのため、エンジン回転時にクランクシャフトの発電機ロータ位置決めキー溝に過大な荷重がかかり、最悪の場合、クランクシャフトが破損し、走行中にエンストに至るおそれがあります。
全車両、クランクシャフトの発電機ロータ取付部(テーパ部)表面の摩耗を点検し、許容以上の摩耗が認められる場合は、クランクシャフトを良品に、発電機ロータを新品に交換します。
摩耗が許容内である場合は、テーパ形状を測定し、テーパ形状が不適切なものは、発電機ロータをクランクシャフトのテーパ形状に合わせた対策品に交換すします。なお、車台番号によりクランクシャフトのテーパ形状が不適切であることが明白な車両は、テーパ形状測定を行わず、発電機ロータを対策品に交換します。
対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がありますので、詳しくは最寄りの販売店にお問い合わせください。
対象車の製作期間は、ご購入の時期とは異なります。