2013年9月24日
スズキ、タイで中・大型二輪車など6機種を投入





スズキ株式会社のタイにおける二輪車・船外機の製造販売子会社タイスズキモーター社(以下タイスズキ社)は、中・大型二輪車を中心とした6機種を投入し、11月より順次販売を開始することを発表した。
タイスズキ社は現在、日常の交通手段としての小型二輪車(110~125cm3)を中心に生産・ 販売を行っているが、タイの二輪車市場は、近年の所得の向上やライフスタイルの変化に伴い、趣味やレジャーとしての二輪車の需要が高まってきている。
タイスズキ社ではこれらの需要に応えるため、これまでも日本から大型二輪車の「ハヤブサ」と「GSX-R1000」の2機種を完成車で輸入して販売してきたが、ラインアップを拡充することで、拡販を図っていく。
この度投入する6機種のうち、「バーグマン125/バーグマン200」と「GW250」の3機種をタイスズキ社の工場で生産・組立し、「バンバン125」、「グラディウス650ABS」、「V-Strom650ABS」の3機種を日本から完成車で輸入して販売する。
なお、「バーグマン125/バーグマン200」は欧州、北米、大洋州など世界市場向けに順次輸出する計画である。
タイスズキ社で投入する6機種
タイ製 | バーグマン125/200、GW250(3機種) |
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日本製 | バンバン125、グラディウス650ABS、V-Strom650ABS(3機種) |
タイスズキ社の概要
会社名 | タイスズキモーター社(THAI SUZUKI MOTOR CO., LTD.) |
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代表者 | 内田 聡 |
本社所在地 | タンヤブリ市 |
設立年月 | 1967年3月 |
従業員数 | 約1,500名(2013年3月末) |
資本金 | 6億735万バーツ(約15億4,900万円)(スズキ出資97.52%) |
事業内容 | 二輪車、船外機の製造・販売 |
生産品目 | 二輪車(110~250cm3のアンダーボーン、スクーター、バックボーン) |
船外機(2.5~20馬力の4ストロークと2ストローク) | |
生産実績 | 二輪車 約7.7万台(2012年度) |