2015年9月25日

スズキ、二輪車世界耐久選手権で
2015年の年間チャンピオン獲得

スズキ株式会社のフランス子会社スズキフランス社の二輪車耐久レースチーム「スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)」が、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催する「二輪車世界耐久選手権」で2年ぶり、14回目の年間チャンピオンを獲得した。

二輪車世界耐久選手権は、市販ベースの二輪車で競われる耐久レースで、年間4戦が行われている。市販車の走行性能や耐久性など総合力が求められるレースで、スズキはスーパースポーツモデル「GSX-R1000」で参戦している。
SERTは、第1戦フランスの「ル・マン24時間」で優勝した後、第2戦の「鈴鹿8時間」で4位、第3戦ドイツの「オッシャースレーベン8時間」で2位表彰台を獲得し、シーズン累計ポイントで常に首位の座を維持してきた。9月19日から20日にかけて開催された最終戦フランスの「ボルドール24時間」では、レース中盤に車両トラブルによるピットインでトップに差をつけられたが、その後着実に周回を重ね3位表彰台を獲得し、シーズン累計ポイントが154ポイントとなった。
この結果によって、2015年シーズンの年間チャンピオンに輝き、「GSX-R1000」の高い総合力を証明した。

スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)2015年シーズンの成績

  レース 開催月日 場所 順位
第1戦 ル・マン24時間 4月21、22日 フランス 1位
第2戦 鈴鹿8時間 7月26日 日本 4位
第3戦 オッシャースレーベン8時間 8月22日 ドイツ 2位
第4戦 ボルドール24時間 9月19、20日 フランス 3位

シーズン累計ポイント

  チーム ポイント
1位 Suzuki Endurance Racing Team 154
2位 GMT 94 YAMAHA 132
3位 SRC Kawasaki 100
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