2007年6月21日
スズキ、電動車両「セニアカー」シリーズを一部改良して発売

スズキ株式会社は、電動車両「セニアカー」シリーズを一部改良して、6月21日より発売する。
「セニアカー」シリーズは、高齢者などが簡単な操作で乗ることのできるハンドル操作型の電動車いすである。安全性への配慮に加え、取り扱いやすさや、豊富な機種構成で好評を得ている。
今回の一部改良では、四輪上級タイプの「ET4D」と四輪標準タイプの「ET4E」のモーター効率を改善したことで連続走行距離を伸ばすとともに、ホイールキャップが不要な一体成型ホイールを採用。また、コンパクトタイプの「タウンカート」に、従来の右アクセルレバーに左アクセルレバーを追加して左右アクセルレバーとするなど、機種ごとに安全性への配慮や使い勝手を向上させた。
「セニアカー」シリーズの主な変更点
- 「ET4D」と「ET4E」に、ブラシレスモーターを採用してモーター効率を改善し、連続走行距離を伸ばした。
- 「ET4D」と「ET4E」に、ホイールキャップが不要な一体成型ホイールを採用した。
- 「ET4D」のシート背面に、車両を手押しする際に便利なレバー式のクラッチを採用するとともに、車体両側面の「セニアカー」のロゴ入りの大型反射板に、曲線のデザインを採用した。
- 「ET4E」の車体色に、明るく軽快な印象の水色「ライトブルー」を設定した。
- 「タウンカート」に、従来の右アクセルレバーに左アクセルレバーを追加して左右アクセルレバーとした。
年間販売目標台数
「セニアカー」シリーズ合計 | 10,000台 |
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メーカー希望小売価格
「ET4D」 | 348,000円 |
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「ET4E」 | 278,000円 |
「ET-3C」 | 318,000円 |
「タウンカート」 | 368,000円 |
(セニアカーは消費税非課税商品につき消費税はかかりません。)