2007年5月21日

「スズキ (株) 第4回転換社債型新株予約権付社債」が
DealWatch Awardsディールウォッチ アワードEquity-linked Bond of the Yearイクイティー リンクト ボンド オブ ザ イヤー を受賞

スズキ株式会社が2006年6月に発行した総額1,500億円の第4回無担保転換社債型新株予約件付社債が、金融情報サービス大手の「トムソンファイナンシャル」主催の2006年度 DealWatch Awardsディールウォッチ アワード の「株絡み債部門」で Equity-linked Bond of the Yearイクイティー リンクト ボンド オブ ザ イヤー を受賞した。

今回、スズキが発行した転換社債は、日本国内での転換社債の発行環境が厳しい中にあって、1996年10月の中部電力債以来10年ぶりの大型債となり、国内市場での起債復活を印象づける案件となった一方で、スズキの財務戦略の力強いストーリー性が幅広い投資家層から支持、評価された。

スズキは、今後の様々な状況変化の中で投資余力を確保することを目的として同転換社債を発行し、調達した資金は「設備資金」(新機種、エンジン生産能力増強、合理化、実験設備など)および「設備資金のための関係会社への投融資」に充てていく予定である。

DealWatch Awardsは、日本関連の資本市場の育成・拡大に資することを目的に1995年に設置されたもので、2006年度のDealWatch Awardsは、「総合部門」、「国内普通社債」、「サムライ債」、「資産担保証券(ABS)」「株絡み債」、「株式」の計6分野で構成されている。

トムソンファイナンシャル

トムソンファイナンシャルは、金融ビジネスを対象とした情報・技術ソリューションプロバイダーであり、幅広い製品とサービスを通じて、全世界の顧客の迅速かつ最適な意思決定、生産性向上、ビジネスの成功に貢献している。
トムソングループは金融情報サービス世界2位の英ロイターを買収することで合意しており、新会社の「トムソン・ロイター」は金融情報サービスで世界最大となる。