2007年8月10日

スズキ、フランクフルトモーターショーへの出品概要

スズキ株式会社は、2007年9月11日から23日までドイツで開催される「第62回フランクフルト・インターナショナル・モーターショー」へ、以下の出品を行う。

(*: 9月11、12日はプレスデー、13、14日はトレードデー。一般公開は15日~23日)

Splash/Concept Kizashi

「Splash(スプラッシュ)」

スズキは昨年9月のパリモーターショーにコンセプトカー「Project Splash(プロジェクト スプラッシュ)」を出品したが、このコンセプトカーをベースとした小型乗用車「Splash(スプラッシュ)」を量産することを決定し、2008年春より欧州市場に投入する。

スズキは2004年以降、スズキブランド向上のため、世界戦略車第1ステージのテーマに「スポーツ」を掲げた開発を行い、コンパクトスポーツ「スイフト」、本格的四輪駆動のSUV「グランド・ビターラ(日本名 : エスクード)」、及びスポーツクロスオーバー「SX4」、「SX4セダン」を世界各国の市場へ投入、展開してきた。

「Splash(スプラッシュ)」は、スズキの世界戦略車の第2ステージとして、活動的なライフスタイルを楽しむ、明るく元気な家族に焦点を当て、わくわくする色使い、新鮮なデザインや運転の喜びなどを楽しんでもらうよう開発された。

欧州市場向けに、1.0L 3気筒 ガソリン、1.2L 4気筒 ガソリン、1.3L 直噴ディーゼルを搭載した3つの車種を用意し、スズキが得意とする小型ファミリーカー分野での拡販を図る。

「Concept Kizashi(コンセプト キザシ)」

小さなクルマや本格的四輪駆動車づくりを得意とするスズキが、乗用車のラインナップの充実を図り、スズキが変わることの「兆し」を象徴する普通乗用車のコンセプトカーを出品する。

「Concept Kizashi(コンセプト キザシ)」は、持つ者の「ステータスシンボル」となるに相応しい力強さと柔軟性をあわせ持ち、心を揺り動かされずにはいられないクルマとして、スズキの世界戦略車第3ステージの端緒を示す形としてワールドプレミア出品する。

「SX4 WRC 2007」

スズキは、来シーズンから世界ラリー選手権(WRC)に参戦する予定であり、10月に行われる世界ラリー選手権第13戦「ラリー・ド・フランス -ツール・ド・コルス」にもテスト参戦する。この第13戦で初登場することとなる「SX4 WRC」のテスト参戦車をラリーに先立ちフランクフルトモーターショーにて出品する。

このほか、「SWIFT」、「GRAND VITARA」、「SX4」の量産車や、二輪車「B-King」、V6船外機「DF300」など、スズキの海外におけるブランドスローガンである“Way of Life!”を体現する製品等も展示する。

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