2007年12月11日

スズキ、インド・デリーモーターショーに「コンセプトA-Star」を参考出品

量産モデルをインドで生産、世界各国へ輸出

コンセプト A-Star

スズキのインドにおける四輪車製造・販売子会社マルチ・スズキ社は、2008年1月9日からインドのニューデリーで開催される「第9回デリーオートエクスポ(New Delhi, 9th Auto Expo)」にスズキの世界戦略車第5弾となるモデルのコンセプトカー「コンセプトA-Star」を出品する。スズキはこの「コンセプトA-Star」をベースに量産モデルを開発中であり、2008年秋以降にマルチ・スズキ社のマネサール工場にて生産開始し、欧州を初めとして世界各地域への輸出を計画している。

スズキの世界戦略車は、第一ステージのテーマとして「スポーツ」を掲げ、2004年より「スイフト」、「エスクード」、「SX4」の3車種を投入してきた。第二ステージでは「ファミリー」をテーマとして、家族の誰もがそれぞれの使い方で満足していただけることを目指した小型車「スプラッシュ」を2008年春より欧州市場に投入することを決定している。

「コンセプトA-Star」は、「ファミリー」をテーマとしたスズキの世界戦略車第二ステージの2つ目のプロジェクトとして、世界市場への投入を計画している量産モデルに先立つコンセプトカーである。

「コンセプトA-Star」をベースに2008年秋以降にインドで生産する量産車は、欧州排ガス規制ユーロ5を満たす最新鋭の1Lエンジンを搭載。欧州の同クラスの小型車より優れたCO2排出レベルを達成する世界最高水準の環境性能と、快適な居住性を持った商品を目指している。

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