2009年3月4日

スズキ、2009年ジュネーブモーターショーに
新型A-セグメント車「ALTO」を出品

「ALTO(アルト)。「ALTO」、「SPLASH」の参考出品車」

スズキ株式会社は、3月3日から15日までスイスのジュネーブで開催される第79回ジュネーブモーターショーに新しいコンセプトのA-セグメント車(*)、新型「ALTO(アルト)」を出品した。

「ALTO(アルト)」は、スズキが欧州市場に投入・販売するガソリン車両として環境及び経済性に最も配慮して開発されたモデルで、CO2排出量を1kmあたり103g(MT車)に抑え、また燃料消費量も100kmあたり4.4リットルに抑えるなど、高い次元の「経済的環境性能」を達成した新型車である。

「ALTO(アルト)」はユーザーの経済的メリットを重視し、ハイブリット技術等のコスト面で負担のかかる機構を使用せずに、手の届きやすい価格での発売を目指した。
また「経済的環境性能」を達成するため、デザインの段階から風洞実験を繰り返し、スタイリッシュなデザインと空力性能の向上を両立させた。
さらにスズキのスポーティな車作りの技術を活かして、街中でのきびきびとした快適な走行を可能とするなど、環境性・経済性・デザイン性・走行性のバランスがとれたA-セグメント車として、欧州各国では今月より順次販売開始する。

今回のジュネーブショーでは、スズキが現在開発を進めている環境対策の参考モデルとして、アルトとスプラッシュのアイドリングストップ機構の採用や、VVT化を実施した車両を展示。アルトで95g/km、スプラッシュで109g/kmという、更なるCO2排出の低減の達成を目指している。

(*)A-セグメント:欧州等で採用されている乗用車の区分方法で、最も小型の乗用車を指す。

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