2008年11月19日

スズキのインド子会社マルチ・スズキ社が新型小型車「A-star」を発表

A-star

スズキ株式会社のインド子会社マルチ・スズキ社は11月19日、インド乗用車市場に向けて新型小型車「A-starエースター」を新しく投入することを発表した。

「A-star」は、新型K10Bエンジンを搭載した排気量1.0Lの小型車で、インド国内だけでなく欧州を初めとする世界各国へ輸出するスズキの5番目の世界戦略車であり、インドで最初に立ち上げる初めてのケースとなる。生産はマルチ・スズキ社のマネサール工場で行う。

マルチ・スズキ社にとって「A-star」は、「スイフト」、「SX4」に続く世界戦略車となり、インド市場においても高まってきている低燃費志向のコンパクトカーの需要を新たに掘り起こし、拡販につなげていく。

また、主な輸出先となる欧州においては、「ALTO(アルト)」のモデル名で2009年春より順次販売開始する。欧州の排ガス規制「ユーロ5」を満たし、CO2排出量103g/kmという高い環境性能を特長として「A-セグメント」に分類される小型車市場での販売拡大を図り、欧州以外の市場へも輸出していく計画である。

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