2009年4月1日
スズキの“歴史”と“ものづくり”を紹介する「スズキ歴史館」が開館
スズキ株式会社は、スズキの“歴史”や“ものづくり”を紹介する展示施設「スズキ歴史館」が完成し本日、開館式典を行った。
スズキは、ものづくりが盛んな遠州地方の浜松で1909年に鈴木式織機製作所として創業し、1920年に鈴木式織機株式会社を設立した。以来たえずお客様の立場に立った“ものづくり”に情熱を注いできた。
創業者・鈴木道雄の『お客様が欲しがっているものなら、どんなことをしてでも応えろ。頑張ればできるものだ』との“ものづくりの精神”を、これからも大切に受け継いでいきたいという思いで「スズキ歴史館」を開設した。
「スズキ歴史館」は、時代とともに歩んできた創業以来の多くの製品と現在のクルマづくりの様子を多彩な構成で展示し、子供から大人まで、浜松の歴史と併せて楽しめる施設とした。
4月2日より「スズキ歴史館ホームページ」等で予約受付を開始し、4月13日から一般公開を開始する。

各フロア紹介
3F:スズキものづくりの歴史
- 1階から3階まで一直線につながる階段は、現在からスズキが創業した1909年まで、過去の様々な社会的出来事を紹介する歴史を遡る階段となっており、階段を上りきったところに展示した鈴木式織機から、スズキの歴史紹介が始まる。
- 時代を超え、国境を越えて受け継がれてきたスズキのものづくり、織機から二輪車、四輪車へと転身を遂げたスズキの歴史を、代表的な製品と当時の再現映像などを 合わせて紹介する。
2F:スズキのものづくり(開発から生産まで)
- 企画から生産・販売まで、四輪車ができるまでを順序を追って紹介する「スズキのものづくり」を身近に感じていただける開発・生産フロア。
- プレス、溶接、塗装工程は立体映像により紹介し、実際に工場を見学しているような感覚をお楽しみいただける。また、休憩スペースでは遠州地方の産業紹介も行う。
1F:最新のスズキ製品
- 直径2mの回転広告灯とともに、現在販売している二輪車、四輪車、船外機等を展示する。
「スズキ歴史館」の概要
名称 | スズキ歴史館(SUZUKI PLAZA) |
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所在地 | 静岡県浜松市南区増楽町1301 |
建物概要 | 地上3階建て鉄骨造 敷地面積3489.72m2 延床面積5424.41m2 |
開館時間 | 9:00~16:30(スズキ稼働日に限る) |
休館日 | 土・日曜日、年末年始、夏季休暇 等(スズキ休業日) |
入館料 | 無料 |
駐車場 | 専用駐車場25台分・バス駐車場2台分完備 | 申込方法 | 見学は完全予約制。「スズキ歴史館ホームページ」等にて受付。 |
