2009年10月1日

第41回東京モーターショー2009への出品概要

スズキ株式会社は、第41回東京モーターショー2009に次の内容の出品を行う。

<2009年10月23日~11月4日、千葉市幕張メッセ、主催:社団法人 日本自動車工業会>

第41回東京モーターショーでは、スズキの四輪車、二輪車、電動アシスト自転車やセニアカーを一堂に会し、ひとつのブースにてスズキ製品、および将来に向けた取り組みを展示する。
スズキブースの出展テーマは、「小さなクルマ、大きな未来。」とし、スズキらしいクルマづくりの「精神」や「技術」による新しい価値観やライフスタイルを提案する。

主な展示車

四輪車

参考出品車

「新型アルト コンセプト (ALTO CONCEPT)」

世界初出品
「新型アルト コンセプト (ALTO CONCEPT)」

「新型アルト コンセプト (ALTO CONCEPT)」は、経済的で気軽に使えるという軽自動車の根源的価値を継承し、さらにクルマとしての基本性能に磨きをかけたこれからの軽自動車である。
世代を超えて受け入れられる愛着の持てるデザインを目指し、年齢、性別を問わず、軽自動車本来の経済性、使い易さを求めるお客様に自信を持ってお薦めできるクルマである。
大型で見やすいシンプルなスピードメーター、使いやすいフロアシフト、操作性の良いスイッチ類、収納スペースなど、あらゆる世代に向けて日常での使い勝手を向上させた。
また、軽量化の追及など、これからのクルマに求められる優れた燃費性能、クリーン性能などの環境性能向上に積極的に取り組んだ。

「スイフト プラグイン・ハイブリッド」

世界初出品
「スイフト プラグイン・ハイブリッド」

「スイフト プラグイン・ハイブリッド」は、日常の必要最小限の距離を電気自動車として走ることを基本コンセプトとし、駆動用モーターとバッテリー、及び発電用のエンジンを搭載した生活密着型のシリーズ式ハイブリッド車である。
近場の買い物や毎日の通勤といった近距離の移動では、家庭電源から充電されたバッテリーの電力で電気自動車として走行する。バッテリーの残量が少なくなった場合、軽自動車用エンジンによる発電により、バッテリーに電力の供給が可能。
「通勤や買い物に利用し、その距離は20km程度」というユーザーが多い中、「電気自動車ではバッテリーが切れたら、動けなくなってしまう。」という不安がなく、充電スタンドを探す手間がない。
「スイフト プラグイン・ハイブリッド」は、誰もが手軽にエコロジーに貢献しながら、日常ご利用いただけることを目指した車である。

燃料電池自動車「SX4-FCV」

燃料電池自動車「SX4-FCV」

「SX4-FCV」は、GM製の高性能燃料電池に、スズキが開発した700気圧の高圧水素タンクと、制動時のエネルギー回収や加速時のアシストをする、軽量・コンパクトなキャパシターの採用により走行性能を向上させた燃料電池自動車である。
国土交通大臣認定を取得、公道の試験走行データを収集し、実用化に向けた開発を進めている。

燃料電池セニアカー「MIO (ミオ)」

燃料電池セニアカー「MIO (ミオ)」

「MIO (ミオ)」は、市販セニアカーの電源である鉛蓄電池に代えて、「ダイレクトメタノール型燃料電池」に置き換えた電動車いすである。
メタノール水溶液を燃料に使用しており、カートリッジ式の燃料補助ボトルを装備することが可能で、燃料切れの不安を解消し、より広範囲な活動を可能とした。
実用化に向けた信頼性向上を図り、2008年11月から静岡県へリースして、共同で実証試験を実施している。

市販車

ワゴンR/ ラパン/ パレットSW/ スプラッシュ/ スイフト/ SX4/ ジムニー/ エスクード (各1台)

二輪車

参考出品車

燃料電池スクーター「BURGMANバーグマン FUELフューエル CELLセル SCOOTERスクーター

世界初出品
BURGMAN FUEL CELL SCOOTER(バーグマン フューエル セル スクーター)

2007年東京モーターショーに出展したコンセプトモデル「クロスケージ」の技術をスクーターモデルに採用し、より現実的で身近な燃料電池二輪車を提案。空冷式の燃料電池システムを採用することで、軽量コンパクトでシンプルな構造とした。二輪車では初めて700気圧の高圧水素タンクを使用し、実用的な航続距離を実現した。また、強固なフレーム内に高圧水素タンクを収めることで、安全性を高めている。

「グラディウス400 ABS」

世界初出品
グラディウス400 ABS

「グラディウス400 ABS」は、スタイリッシュな400cm3Vツインエンジンを搭載したネイキッドモデルである。剛性とデザイン性を兼ね備えたトラスフレームに、パワフルで扱いやすい特性の新設計Vツインエンジンを搭載。Vツインエンジン特有の鼓動感と軽快な走りを追求した。

※グラディウスとは、古代ローマ時代の剣闘士グラディエイターが使用した短剣のこと

「ブルバード400」

世界初出品
ブルバード400

「ブルバード400」は、アグレッシブなイメージのビキニカウルを装備した400cm3パフォーマンスクルーザーである。走行性能の高さをイメージさせる低く流れるようなボディラインに、倒立フロントフォークとスタイリッシュなキャストホイールを採用した。フューエルインジェクションシステムを採用した狭角45°の水冷V型2気筒エンジンを搭載している。

バンディット1250F ABS

日本初出品
バンディット1250F ABS

「バンディット1250F ABS」は、フルカウルのツーリングモデルである。コンパクトな車体と力強いトルクによりツーリングを楽しめるバンディットシリーズに、シャープなデザインのフルカウルを装備し、快適性能を高めた。

その他参考出品車

レース参戦車(GSV-R) 1台

市販車

ジェンマ/ スカイウェイブ250タイプM/ DR-Z50/ ラブSNA26 (各1台)

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