2011年7月2日
スズキ、フィリピンで二輪車新工場を建設

スズキ株式会社は、フィリピンにおける二輪車製造販売および四輪車販売子会社「スズキフィリピン」社の二輪車新工場をマニラ郊外に建設する。
7月2日、ドミンゴ フィリピン通産工業大臣、新工場建設地であるラグナ県のエストレガン県知事、卜部 敏直 駐フィリピン大使らの来賓を迎え、鈴木 修 スズキ会長出席のもと、新工場建設地において鍬入れ式を行った。
フィリピンの二輪車市場は、年々堅調に拡大しており、2010年は約76万台(前年比119%)の市場規模となっている。「スズキフィリピン」社は1985年から二輪車の生産を開始し、昨年度は約8万5千台を生産している。今回、フィリピンの二輪車市場の需要増に対応するため、マニラ郊外のカーメルレイ工業団地内に年間約20万台の生産能力を持つ新工場を建設する。新工場の投資額は約21億円の見込みで、2012年6月の生産開始を計画している。
「スズキフィリピン」社の概要
会社名 | 「スズキフィリピン」社(SUZUKI PHILIPPINES INC.) |
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代表取締役 | 内田 聡 |
本社所在地 | パシッグ市(マニラから東へ8.5km) |
設立年月 | 1985年1月 |
従業員数 | 約400名 |
資本金 | 16億6000万円(スズキ出資100%) |
生産台数 | 二輪車:約8万5千台〈2010年度〉 |
「スズキフィリピン」社 二輪車新工場の概要
所在地 | ラグナ県カンルバン カーメルレイ工業団地内(マニラから南へ45km) |
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敷地面積 | 約12万7千m2 |
建屋面積 | 約2万m2 |
生産品目・能力 | 二輪車(110~150cm3のアンダーボーン、バックボーン) 年間約20万台(二勤定時) |