• 
• 
• 

2011年12月16日

スズキ株式会社のインドネシアにおける二輪車、四輪車の製造販売子会社スズキ・インドモービル・モーター社は、インドネシア向けの新型スクーター「nex（ネックス）」を12月15日発表した。

インドネシアの二輪車市場は近年増加傾向にあり、2009年度では630万台だった販売台数が、2010年度では770万台と、アセアンでは最大、世界でも中国、インドに次ぐ第3位の市場規模となっている。スズキは、低燃費モデルが伸長しているスクーターカテゴリーの商品力の強化と、シェア向上のための戦略モデルとして「nex」をインドネシア市場に投入する。
「nex」は「低燃費、軽量、コンパクト、乗りやすさ」を開発コンセプトとして、スタイリングの向上も図った。新開発110cm³エンジンは燃焼改善、摩擦抵抗の低減、軽量化を徹底することで燃費向上を実現した。

「nex」の主な諸元

全長X全幅X全高	1,850 X 665 X 1,035 (mm)
装備重量	87kg
エンジン型式･総排気量	空冷4サイクル単気筒 112.7cm3

スズキ・インドモービル・モーター社 概要

社名	PT.SUZUKI INDOMOBIL MOTOR
本社所在地	ジャカルタ市
代表者	内海章
資本金	4,500万米ドル（スズキ出資比率90%）
従業員数	約4,200名
生産機種	二輪車 Satria、Smash Titan、Shogun AXELO、SKYDRIVE、Hayate等
	四輪車 フトラ、APV、SX4等
生産実績	二輪車 560,000台（2010年度）
	四輪車 75,000台（2010年度）