2012年9月27日
スズキ、パリモーターショーでコンセプトモデル
「S-Cross(Sクロス)」を発表
2012年9月27日※1から開催されている、パリモーターショー(Mondial de l’Automobile 2012)において、スズキ株式会社はスズキ初のCセグメント※2クロスオーバー車のコンセプトモデル「S-Cross(Sクロス)」を発表した。
- ※1 9/27~9/28はプレスデー。一般公開日は9/29~10/14まで。
- ※2 欧州等で採用されている乗用車の区分方法で、全長約4.2m~4.4mの乗用車を指す。
コンセプトモデル「S-Cross(Sクロス)」のデザイン概要
- フロントバンパーからリヤまでダイナミックに流れる抑揚のあるキャラクターライン、フロントバンパーのLEDフォグランプ部から深くボディに入り込むクロームメッキ、動物の筋肉をモチーフに有機的なデザインを採用した前後のLEDライトで「Emotion(躍動感)」を表現した。
- ダーククロームとシルバークロームを組み合わせたメッシュフロントグリル、ルーフラインと一体化した先進的なルーフレールで「Quality(上質感)」を表現した。
- 後傾したルーフライン、また、フロントバンパー、ドア下端、リヤバンパーに平滑な面処理を採用することで「Aerodynamics(空力性能)」を表現。年々要求が厳しくなる燃費改善に寄与するための形とした。
- フロントのスキッドプレート、大きく張り出したフェンダーアーチとアンダーモール、20インチ大径タイヤやクロームホイールなどでクロスオーバー車の持つ「力強さ」を表現した。
なお、9月27日に行われたプレスコンファレンスにおいて、海外営業本部長の鮎川堅一常務役員より、以下の発表があった。
- 「S-Cross」をベースとした車を2013年末までに欧州で発売する計画であり、現行のA~C各セグメントの乗用車やSUVのラインアップに加えることで、より幅広いお客様のニーズに応えていく。
- また、スズキは来年以降、欧州市場に毎年新商品を投入していく予定である。