どのようにして新しい車ができるのですか?
次のような流れで自動車ができます。
1.調査(マーケティング)
まず最初にお客様がどういう自動車に乗りたいと考えているのか調査します。
2.企画(きかく)
その結果から、どういう自動車をつくっていくかみんなで考えます。
3.デザイン
企画(きかく)で出たアイディアに基づきデザイナーが何種類かイメージ画をかきます。イメージ画の中から最もふさわしいと思われるものを1つ選びます。それに基づき「クレイ」という一種のねんどで実際に自動車の形をつくってみます。これを「クレイモデル」といいますが、「クレイモデル」をみんなで見ながら良いところや良くないところなどを評価(ひょうか)します。
4.設計
「クレイモデル」の大きさを測ると実際の自動車をつくるために必要な寸法などがわかるので、それにもとづいて設計図をかきます。外形だけでなく内部の構造やエンジンなどの部品の設計図もかきます。
5.試作(しさく)
設計者のかいた設計図にもとづいて試作車をつくります。
6.テスト
でき上がった試作車を実際に走らせたり衝突(しょうとつ)させたりしてみて、性能(せいのう)は良いか、工場でつくることができるか、整備しやすいかなど、さまざまな点から確認します。
7.量産(りょうさん)・発売
何回か試作やテストをくり返し、最後のテストで問題がないということが確認できたあと、ようやく量産(本格的にたくさんつくること)に入ります。そしてみなさんのお手元に新型車が届きます。
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