SUZUKI

スズキのくるまがよく分かる スズキこども質問箱

生産

工場では自動車をどのようにしてつくるのですか?

大まかには、プレス(鉄板から自動車を構成するボディをつくります)→溶接(ようせつ = プレス加工されたボディの各部分をつなぎ合わせます。)→塗装(とそう = さび止めをし、下ぬり・上ぬりなどを行い自動車に色をぬります。)→組み立て(組み立てられたエンジンやその他の部品がすべて工場に集められ、ボディに組み付けられます。)→検査 という順で自動車はつくられます。

スズキのクルマができるまで

下のボタンを押して、詳しい説明を見てみよう。

プレス 溶接 塗装 組立
鋳造 機械加工 部品組立 検査
鍛造 焼結 樹脂成型

プレス

プレス機械で鉄板を打ち抜いたり、まげたりして、屋根・ドア・ボンネットなどの車体部品をつくります。

溶接(ようせつ)

プレスによってできた部品を、産業用ロボット(自動溶接機)などを使ってつなぎ合わせ、クルマのボディをつくります。

塗装(とそう)

ボディに塗料などを塗って、サビを防ぐとともに、赤や銀などきれいな色のクルマに仕上げます。

組立(くみたて)

塗装のおわったボディにミラーや内張り・メーター盤などが次から次へと組み付けられてゆきます。エンジンは、組み立てラインの横でつくられます。ボディが完成したところにエンジンが流れてきて、組み付けられます。次にハンドルやアクセル(車軸)やタイヤなどの足まわり部品が組み付けられます。組み立ての完了したクルマは、ガソリンを入れられ、自力で走り出します。

鋳造(ちゅうぞう)

金属を加熱炉で溶かして鋳型に流し込み、シリンダーやミッションケースなどエンジンの重要な部品をつくります。

機械加工(きかいかこう)

鋳造や鍛造・焼結によってできた部品を工作機械でけずったり磨いたりして、エンジンなどの部品をつくります。

部品組立(ぶひんくみたて)

機械加工でつくられた各部品を組み付けて、エンジンやミッションなどの機能部品にします。

鍛造(たんぞう)

金属を加熱して鍛造型に入れ、圧力を加えて歯車やシャフトなどをつくります。

焼結(しょうけつ)

金属粉と炭素粉をまぜて型に入れ、プレスしてから熱を加え、エンジン部品やミッション部品に焼きかためます。

樹脂成形(じゅしせいけい)

熱を加えたプラスチックを成形機で金型に押し出して、フロントグリルや計器盤など、クルマのプラスチック部品をつくります。

検査(けんさ)

できあがったクルマは性能・機能などの検査をします。完成車は、お客様の手元にお届けするため、発送所へ送りだされます。

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