工場では自動車をどのようにしてつくるのですか?
大まかには、プレス(鉄板から自動車を構成するボディをつくります)→溶接(ようせつ = プレス加工されたボディの各部分をつなぎ合わせます。)→塗装(とそう = さび止めをし、下ぬり・上ぬりなどを行い自動車に色をぬります。)→組み立て(組み立てられたエンジンやその他の部品がすべて工場に集められ、ボディに組み付けられます。)→検査 という順で自動車はつくられます。
スズキのクルマができるまで
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プレス
プレス機械で鉄板を打ち抜いたり、まげたりして、屋根・ドア・ボンネットなどの車体部品をつくります。
組立(くみたて)
塗装のおわったボディにミラーや内張り・メーター盤などが次から次へと組み付けられてゆきます。エンジンは、組み立てラインの横でつくられます。ボディが完成したところにエンジンが流れてきて、組み付けられます。次にハンドルやアクセル(車軸)やタイヤなどの足まわり部品が組み付けられます。組み立ての完了したクルマは、ガソリンを入れられ、自力で走り出します。
鋳造(ちゅうぞう)
金属を加熱炉で溶かして鋳型に流し込み、シリンダーやミッションケースなどエンジンの重要な部品をつくります。
鍛造(たんぞう)
金属を加熱して鍛造型に入れ、圧力を加えて歯車やシャフトなどをつくります。
焼結(しょうけつ)
金属粉と炭素粉をまぜて型に入れ、プレスしてから熱を加え、エンジン部品やミッション部品に焼きかためます。
検査(けんさ)
できあがったクルマは性能・機能などの検査をします。完成車は、お客様の手元にお届けするため、発送所へ送りだされます。
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