GM社のR（ラウンド）S（スムーズ）C（クリーン）思想に基づいたデザインは、CD（空気抵抗係数）値＝0.38の空力性能を実現。搭載したG10型3気筒1000ccエンジンは、アルミブロックの軽量コンパクト設計で、適正な燃料を常に供給する電子制御キャブレターなどを採用し、最高22.5km/L（10モード）の低燃費を実現した。

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低燃費の小型車として世界で好評を得たカルタスに1000ccターボエンジンを搭載し、最高出力80PSを達成。強化した足まわりと相まってスポーティーな走りを実現した。10モード20.0km/Lの低燃費も両立している。エクステリアの特徴はCD（空気抵抗係数）値＝0.37を実現させるエアロパーツや異形ヘッドランプなどを装着したこと。インテリアもバケットシートや水平指針式メーターなどにより、スポーティーさを強調した。同時にノンターボ車には3速のフルオートマチックトランスミッション車を設定し、多様化するニーズに応えた。

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ファミリーユーザーの声に応えて登場した5ドアのカルタス。全長とホイールベースを100mm延長することによって後席の居住性を向上させた。フルフラットシートの採用や荷室の拡大などで使い勝手も高めている。エンジンは従来の3気筒1000ccに加えて、新設計の軽量なアルミ製G13A型4気筒1300ccを搭載。75PSを実現した。10モード20.0km/Lの低燃費も実現している。足まわりの強化や等長ドライブシャフトの採用なども相まってゆとりある走りを実現した。

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足まわりの進化を伴うマイナーチェンジと同時に登場した、1300ccクラスでは初となるDOHCエンジン搭載車。新開発のG13B型4気筒1300cc DOHC 16バルブエンジンは最高出力97PS（ネット）を発揮。1300ccクラスでは世界初となる油圧式バルブラッシュアジャスターの採用によってメンテナンスフリー化も実現している。高回転域でのパワーを引き出しやすいクロスレシオの5速MTや、165/65R13の高性能ラジアルタイヤ、前輪大径ベンチレーテッドディスクブレーキなど、本格的なスポーツ走行に対応したメカニズムを採用したのも特長。また、1987年には出力を110PS（ネット）まで高めた。

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米国EPA（環境保護局）の実施する燃料消費率テストで1986年モデルから3年連続の低燃費ナンバーワン車となるなど、世界で高い評価を得たカルタスの2代目。快適性、高い経済性、良好な操作性を主眼に開発した。滑らかな曲面を基調としたデザインはCD（空気抵抗係数）値＝0.32の高い空力性能を実現。ストラット式四輪独立サスペンションの全車設定など数々の新装備、新機構を盛り込み、個性的で魅力あふれる小型車とした。クラス最高の115PS（ネット）を誇るGT-iには四輪ディスクブレーキも採用した。

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コンパクトなボディーに大きなトランクルームを備えたカルタスのセダン。滑らかな曲面を基調としたフラッシュサーフェイスボディーに、376L（JIS（II）法）の大容量トランクスペースを設けた3BOXのセダンフォルムとした。エンジンはハッチバックと同じG13B型4気筒1300ccのほか、新開発のG16A型4気筒1600cc SOHC 16バルブを設定。G16A型は最高出力100PS（ネット）というゆとりある動力性能を実現した。また、ストラット式の四輪独立サスペンションやラジアルタイヤを全車に装備したほか、霧や雨など視界の悪い場合の追突を防ぐリヤフォグランプを日本で初めて標準装備した。

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フロントウインドー上端の手動式ロックを外すだけでソフトトップが簡単に収納でき、3分割のハードトノカバーで隠せるため、すっきりとしたオープンスタイルを実現した2シーターのコンバーチブル。ソフトトップ収納スペース後部のトランクルームはゴルフバッグが2つ入る容量を確保し、トランクスルー構造も備えた。変速ショックがなく、スムーズに変速できる新しいトランスミッションSCVT搭載車も設定。スムーズで経済的な走りを実現した。

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1998年5月のマイナーチェンジでカルタス・クレセントをカルタスに、従来のカルタスをカルタスMシリーズに名称変更した。全車エアコン、ステレオ、パワーステアリングを標準装備しながらも、リーズナブルな価格設定とした。

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